こんばんは。

今日はなんだかしんみりした1日です。

寒くて街中は、セーターやコートを着た人で溢れています。

 

 

ふと思ったことがあります。

人はなぜ泣くのでしょうか。

 

 

先日、祖母の誕生日でした。

この誕生日、私の中では願って願って迎えた誕生日でした。

と言うのも、この間急遽帰省した理由は祖母の体調の関係で。あの時は、何度も何度も悲しいことを考えたのですが、私が毎日のように病院に会いに行った想いが通じたのか、病院の先生も驚くほど復活していったのです。

 

今でも家に帰ることは出来ず病院生活を続けていますが、先日に「お誕生日おめでとう」と電話越しでも伝えられた事が何よりも私は嬉しかったのです。

 

その時祖母は号泣。会いたいよと泣きじゃくる祖母でしたが、元気そうで良かったと言ってくれて、それは私が言う言葉でしょ。と思いましたが、お互いが安心できた日になりました。

 

元気な時は

 

もう死んだほうがラクなのに。

 

なんてことをしょっちゅう言っていた祖母ですが

今となっては

 

早く元気になってよ!

 

と言うと、泣きながら「うん。」と答えるのです。

 

本当に死んだ方がいいと思った瞬間が祖母にはなかったことは知っていますが、今ではそんな冗談のような死んだ方がいいなんて言う言葉は、絶対口にしなくなりました。

 

祖母の涙を見ると辛くもなるけど、それでも私はここから毎日エールを送っているよ。

病院で奇跡的な回復を遂げた人だから、きっとこの私の強い念とエールが届いているはず。

 

 

 

 

そして今日は一人、同僚が店に着いた瞬間涙が止まらなくなってしまっていて。

 

どうしたの!

 

と聞いたけれど、

 

もうダメなんです私。

 

と泣いてしまっている同僚。

 

私はなんとなくその泣いている理由が分かりました。

私も初めてカナダで迎えた夏の終わりから冬にかけて、ふと急に号泣したくなる時がありました。

友達もいっぱいできて、毎日楽しいはずなのに、ふと一人になると泣けてくる時があるのです。

 

その同僚も、これって言う出来事があったとかじゃないんですけど。と言っていて

すごく共感しました。

 

なぜ涙が止まらないんだろう。

と思いながら、わーーっと泣いてしまうのです。

 

仕事に集中しな!

 

と言って、頑張って動いてたら

 

だいぶ良くなりました。

 

と気持ちも少し収まったようで良かったです。

 

 

なんだか感情のコントロールができず涙することがあります。

私はこのどんよりした天気も関係しているなと思うのですが、天気は変えられませんからこの雨をポジティブに考えるように最近気持ちを切り替える努力をしています。

 

 

あえてこういう雨にまつわるプレイリストを流してみるとか。

雨の日は家で暖かい飲み物を飲んでゆっくりするとか。

気持ちの整理をしてみるとか。

自然なムードに気持ちを合わせてみるようにしています。

 

 

 

 

 

そして先ほど家に着いた時、ふと開いた友達のSNSの投稿。

お父様が亡くなったそうです。

お父様の病気を以前報告していて、その後が気になっていたのですが他界されたようです。

 

でもその子の投稿は、なんとも明るい投稿でした。

もちろん涙を流したでしょうが、素敵な文章でとにかく明るい投稿でした。

 

一番悲しいはずなのに、こんな明るくポジティブに報告できるなんて。

しかもその文章が、とっても素敵だったから余計に素敵な家族だったんだなーと感じました。

友達はハワイに移住していて、なかなかずっと一緒にそばにいれなかったと思うのですが、一緒に頑張ったんだなーと、悲しさと家族の温かさを同時に感じた投稿でした。

 

 

 

人それぞれの涙には、それぞれの意味があると思いますが

なぜ泣くのだろう。と、ふと考えた1日でした。

 

 

 

悲しくて、嬉しくて、悔しくて

そんなことは分かっていますが、なぜそれが涙になるのでしょう。

それが笑顔になる場合もあるし、無になる場合もある。

 

 

笑顔も激怒も無表情は、目つきや顔つき、口調が変わるだけだけれども、涙を流す時は人間の内側から涙がこぼれ落ちるから、だからすごく不思議な気がします。

 

 

答えを求めてここに書いているわけではないので、この答えをもらっても困るのですが(笑)ふと文章を綴りたい気分だったので書いてみました。

 

 

そういえば韓国ドラマ、トッケビを観てから

 

雨が降っている時は、トッケビの気分が憂鬱な時。

 

と思うようにしたら、雨が可愛く見えてきました。笑

 

雨が降っている時は、誰かが悲しい時。

 

そう思ったら、バンクーバーは悲しい人だらけになっちゃいますけどね。笑

 

 

しんみりした午後のまま、ゆったりのんびりとした1日を過ごそうと思います。