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滑河山 龍正院


龍正院 千葉県成田市滑川1196

山号 : 滑河山 院号 : 龍正院
宗派 : 天台宗 本尊 : 十一面観世音菩薩
創建 : 伝・承和5年(838年) 開基 : 伝・円仁
別称 : 滑河観音
札所 : 坂東三十三観音霊場 第二十八番札所

龍正院は、千葉県成田市滑川にある天台宗の寺院。山号は滑河山。本尊は十一面観世音菩薩で、坂東三十三観音第28番札所である。通称は滑河観音(なめかわかんのん)。

承和5年(838年)、滑河城主の小田将治が発願し、慈覚大師円仁が開山したと伝えられる。本尊の体内に納められている1寸2分の観音像は、小田将治が出会った老僧が小田川よりすくい上げたものとされている。
=== Wikipedia ===


御朱印





境内案内


寺号標


縁起


仁王門


国指定重要文化財
仁王門は、三間一戸といい、正面3間でその中央1間が入口となる八脚門。本柱や控え柱は、一見円柱にみえるが、よく見ると十六角柱です。和様を主体としてそれに禅宗様が加わった折衷様式で、屋根は寄棟造の茅葺であり、全体に落ち着いた雰囲気をもっています。

建立年代は、寺伝によると永仁6年(1298年)再建と言われていますが、様式的には室町時代中期の特徴をもっています。昭和26年(1951年)から27年(1952年)の仁王門解体修理にともない、仁王尊を移動したときに胎内から文亀2年(1502年)から3年(1503年)までに祈願した多数の墨書願文が発見されたことから、仁王尊造立の時代が文亀年間(1501~1504年)であり、仁王門の再建もこの頃の可能性が考えられています。



大注連縄


参道


手水舎


本堂


県指定有形文化財
本堂は、方五間一重入母屋造の雄大な仏堂で、屋根は銅板瓦棒葺。四周の切目縁には和様高欄を付し、柱は円柱です。天井は、前1間通りが化粧屋根裏、内1間通りは鏡天井であり、後部3間通りは内陣で、天井は格天井となっています。

各部の様式は、禅宗様を主体とする折衷様式で、建立年代は昭和41年(1966年)から44年(1969年)にかけて行われた修理の際に発見された墨書により、元禄11年(1698年)であることが判明しました。




本堂 扁額



五社


銅造宝篋印塔


県指定有形文化財
銅造宝篋印塔は、4段の切石積の基壇上に置かれ、高さ4.97m、最下段の基壇の一辺の幅は3.37m、銅製台座の一辺は1.468m、基壇の高さは地表から1.46mで、鋳銅製です。瓦棒葺形式の四注屋根には、露盤、相輪を備え二重疎垂木、拳鼻付の出組組物、中備の本蟇股等本格的な建築様式を用いて精巧に作られ、美術的価値も高いといえます。

付属する銅造棟札により享保3年(1718年)4月5日、江戸神田住人小幡内匠によって鋳造されたことがわかります。


弁天堂・子安観音堂


毘沙門天・ばけ封じ道祖神






滑河観音

滑河山 龍正院



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