大福寺 崖観音
大福寺 崖観音 千葉県館山市船形835
山号 : 船形山 院号 : 普門院
宗派 : 真言宗智山派 本尊 : 大日如来
創建 : 伝 養老元年(717年) 開山 : 伝 行基
正式名 : 普門院船形山大福寺 別称 : 崖観音・崖の観音
御朱印
境内案内
寺号標
本堂
観音堂
境内の船形山中腹に浮かぶ朱塗りの観音堂。本尊の十一面観世音菩薩は養老元年(717年)、行基が東国行脚の折に当地を訪れた際、地元漁民の海上安全と豊漁を祈願して彫刻したものと伝えられています。岩肌に彫られた高さ1.5mの本尊は一見の価値ありです。その後、慈覚大師によって堂宇が建てられましたが、承応2年(1653年)2月に観音堂で火災が発生。朱印・什宝などがすべて失われてしまいます。その後、堂宇は再建されたものの、豪雨や関東大震災によって度々崩壊。現在の観音堂は大正14年(1925年)に再建されたもので、平成28年(2016年)7月にかけて行われた大改修を経て、現在に至っています。高台に建つ観音堂は、眼下に広がる館山湾や遠くに伊豆大島を望む絶景も大きな魅力です。
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