<住3> ログメーカーの選定
ログハウス業に取り組んで、色々な数多くのメーカーがある事を知りました。日本の取り扱い業者も、くさる程ある事も知りました。これだけのメーカー,業者があるのに、何でログハウスの住宅をあまり見掛けないのでしょう。いい建物なのに、何であっちこっちに建っていないのでしょう。
日本には、奈良の正倉院が(校倉造りで、ログハウス構造と同じです。)古くから存在しているのにログハウスが普及しないのはなぜでしょう。
一つは、数年前まで規制の問題がありました。
みなさまはスキー場で見掛けたり、山小屋で建っているのを見たり、別荘地で建っているのを見たりしています。または、大きなレストランの建物も知っています。
共通して思い描けるのが、山小屋,別荘,田舎,ダイナミック,お金持ち。
実際を見ると、三角形の屋根でロフトが狭く、音がして隙間風。建具が歪んでいて壁にしみがあり、外壁がきれいじゃない。
という事は、我々ログ業者が適当なプランで施工した結果、世間からあまりよく思われていない建物になったのではないでしょうか。ログハウスも良い業者(建築技術を持っていて、建築技能を研磨するビルダーさんを持っている会社)が施工すると、思い出と感動が残り、健康的に快適な生活ができる生涯の建物になるはずなのです。
ログ生産地は大きく分けて4つに分類されます。
1つは国内材、他は北米系,北欧系,アジア・ロシア系です。
部材は、丸形,角形。木質は無垢材,集成材。
加工形状は様々。
さて、どのようなメーカーがいいのでしょうか。
まず、ログハウスの建物の目的が何なのか?によって生産地を選ばれたらいいと思います。住宅で考えるなら集成材の角形がいいでしょう。外壁のカラーリングを考えるなら北欧,アジア・ロシア系でしょう。デザイン性は、メーカーの力量ではありません。我々業者のセンスになります。どのメーカーが構造的に強いのか、これも我々業者の構造設計力です。デザインが良く、大きな窓が付いていて、外壁のカラーリングもカッコイイメーカーがあるとすれば、それは高いお金を出せばできる事ですが、大きな窓は地震耐力上好ましくありませんし、熱効率もよくないと思います。
どのメーカーも三角屋根のアニメのハイジが飛び出して来るようなプラン販売している建物が、地震力,風圧力,水平力などの力学から見て、また機能性などから見て、生涯住宅になりえるのでしょうか。(三角屋根でも補強しているログハウスは別です。)
木の家,ログハウスに住む事についてのログ材メーカーは、我々業者がしっかりしていれば、どこのメーカーでもいいと思います。ただし、海外メーカーは対日本の風土及び顧客に対しての正当な考えを持っているか、ブランド名ばかりを強調し、プラン販売を押しつけていないか、変化に対し融通性があるか、をチェックする必要があります。
我々が、正しい知識でプランニングし、メーカー側より安価にて材料供給を受けるようになれば、もっともっとログ建築が広がるかもしれませんね。地球と人間の未来の為にログハウスを選んで住んでくれる人が増えてほしいですね。