「三度の飯よりコピーが好き」と豪語する友人がいる。
何をするよりコピーを考え、苦しみ、生み出す、その愛すべき作業をして一生過ごしたいと心底願い続け、ある日それを手に入れた友人がいる。

話をしていると、どれだけコピーを愛しているかをヒシヒシと感じる。
それは、ある種の軽い嫉妬さえ感じるほどに。
ソレホドマデニ アイスベキ”モノ”ニ ワタシハ デアッタコトガ アルダロウカ?

コピーを紡ぐ手が、今夜は皿を回すという。
音を紡ぐという。
「新しい価値観を提案するのだ!」
コピーの真髄を追い求めていくと、たどり着くのは何処までもクリエイティブということなのか。

大音量の中。暗い空間に、華やかに演出されたステージでライトを一身に浴びている姿。
紡ぎだされる音によって、動く人の群れ。
これ以上、私に嫉妬させようというのか。
羨望と、憧れと、新しい一面を見れたことへの感謝と。