楽しかった〜
面白かった〜
たくさん笑った〜
の三拍子が揃った舞台でした!
まだまだ男役の仕草や雰囲気が抜けてない部分が微笑ましかったです。
女優のちぎさんはどんな感じなのかな?と思ってましたが、テスを見てると何やら既視感が…。
何だろう?この感じはと考えたら、「Shall we dance?」の時のエラでした(笑)
あの時は壮一帆さんがトップの頃で、ちぎさんは女役に挑戦されてました。
それを見てただけに、今回のテスにも全く違和感を感じずに観ることができました。
ファンならば、やだな〜と思うキスシーンも、ちぎさんの仕草がとても自然だったのですんなりと見ることができました。(良かった…)
アレクセイというロシアバレエダンサー役の宮尾俊太郎さん。
さすが本職なだけあって、手の先から足の先まで仕草が非常に美しかったです。
バレエの場面は、まるっと彼が場を支配してると感じましたし、ずっと見ていたいと思いました。
体のラインも美しくて、役者やタカラジェンヌとはまた別の美しい生き物を見ているようでした。
ちぎさんをリフトする時は余りにも自然すぎて、いつリフトしたんだろうと驚きましたし、リフトしながら移動する時は文字通り“流れるよう”でした。
感嘆!の一言でした。
個人的には今井朋彦さん扮するテスの秘書のジェラルドと角川裕明さん扮する酒場店主のモーリーが好きです。
ジェラルドの有能ぶりと、台詞の言い方、コミカルな仕草が妙にツボに入りました。
モーリーは何と言っても、服の着こなしが素敵でした。
特にベスト!!
厚からず薄からず、ちょうど良い筋肉のつき方にぐっときました。
バーテンエプロン、ズボンという、ともすれば野暮ったくなる服装を格好よくみせる着方をされていて、(まだ男性にもこういう海外俳優みたいな着こなしができる役者さんがいるのか)と嬉しくなりました。
アドリブには(やはり)「るろうに剣心」と「ルパン三世」が出没(笑)
私たち観客を楽しませてくれてました。
カーテンコールとアンコールの挨拶では、安定のちぎさん節炸裂で会場中を爆笑の渦に(笑)
わたしが思い出せる限りで、しかもニュアンスですが、
「コメディ作品というのは、お客さんの笑い声が入って初めて完成すると思っています。笑い?お笑いの聖地大阪でこの作品がスタートできた事は、何かご縁を感じます」(拍手)


「連日多くのお客様にお越し頂いて、たくさん愛を頂きました。
この愛を胸に、東京へ行きますが、お客様から愛をもっともっと頂きたい!」(爆笑)
キャスト達の顔を見て
「ね〜?欲しいよね〜」(爆笑)
うんうん、そうだね、欲しいねと同意するキャスト達。
「えー、頂いた愛をお返しできるように、また、え〜?!私まだまだ愛を受け取りたいわ〜というお客様は東京までお越しください。」(拍手)


「東京公演まで油断しないように…」
この“油断”フレーズは何度も出てきてて、疑問に思ったのか、油断ってなんですか?と尋ねる春風さん。
「え?こう…はぁ、大阪終わったわぁ〜と気が抜けたりしないように…」
風邪とか引かないように?
「そう!風邪!さすがヘルガ!」(爆笑)
最後のアンコールはスタンディング・オベーションでした!
恒例のパンッ!パパパンッ!👏を「やらないよ〜。女優だからね〜」と言い放った直後に観客席へ振ってくるちぎさん(笑)
そして見事にその無茶振りを受け止める観客席。(OvO)!
「素晴らしい!皆さん、まだ鈍ってはいませんね〜」(爆笑)
「皆さんお帰りは気を付けてくださいね。
楽しかった〜って言ってバーンとぶつからないように。
前方注意、足元注意、後方も注意でお気をつけてお帰りください!
ありがとうございました〜!!」













お疲れだろうに、笑顔がとってもとってもきらきら
と輝いていて、素敵な女優早霧せいなさんでした
ちぎさんの新たな出発に乾杯🥂
