映画”無限の住人” 映画を見た感想を少し、若干ネタバレになると思いますので、ご容赦のほどm(__)m
原作が全30巻であることを考えると、うまくまとめてあると思いました
原作が絶対と思ってらっしゃる方にすれば、ここちがう!って思うところもあるとは思いますが
あの原作すべてを2時間21分の中に収めるのは、なかなか難しいですし
確かに、原作の中のあの部分はないの?っていうところもわりとあるし
これ違うよね?っていうところもありますが
そのあれないの?これ違うよね?っていう部分をうまく補って物語が展開していきますので
天津の気持ち、槇絵の想いも十分伝わってきますし
なにより万次が町に寄せる想い、凛を守りたいとう決意が伝わってきて
切ないラブストーリーでもあるんじゃないかな~と
吐が何故ああなったのかとか、吐に関わっていた公儀に属する、百琳や偽一との関係性についてはあまり触れられてないんですが
そこはあのラストシーンにつながっていくことで十分じゃないかな?って思います。
原作で反吐がでるほど嫌い><って思った尺良がそこまででもなかったので、もっとえぐい感じでもよかったかもです(;'∀')
黒衣鯖人はやっぱり最悪でしたけど(;'∀')
万次が凛を守りながら戦っていく様は、本当に素敵って感じで、凛を置いて一人で戦ったほうが絶対やりやすいのに
片時も凛をそばから離さず、つねにいつも視線の中に凛がいて
それが万次の戦う力、闘い続けるエネルギーになっているのではと
原作を読まれた方は想像いただけると思いますが、ま~斬られまくりますので、血は飛び散るわ、他の物も飛びますので(;'∀')
それでも万次は美しいと思える
狂気の美しさよりも、凛を守るために前に進む、そのひたむきな想い故の美しさ
いくら死なないとはいえ、痛みは伴うので、その痛みに耐える姿、その痛みを抱えても前に進もうとする、その大きく見開かれた強い想いが宿った瞳
あんまり書くと本当にネタバレになっちゃうので、このあたりで(^^)v