検察側の罪人 五回目雑感 | 拓きゅんLOVE

拓きゅんLOVE

木村拓哉くんの大ファンです。
楽天ブログからお引越ししてきました。
彼に関する出来事を綴っていきたいと思っています。

前回は、舞台挨拶の中継があったので、なんとなく落ち着かない感じで映画を見ていて

いろいろ、すっ飛ばしてた感じだったんですが、今日、改めて五回目行ってきました(^^)v

 


公開からかなり時間がすぎているような気がしたんですが、まだ一か月たってないんだなって(^^;

映画館も結構な人で埋まっていて、今日初めて見る人も何人かいらっしゃったようで、

丹野が飛び降りるシーンで、”ひえ!”って声が聞こえたり

映画が終わった後”えっこれで終わり?”とか”どういうこと?”っていうつぶやきが聞こえたり


前回見たときから少し時間も空いたからか、今日はなんか最上にも沖野にも諏訪部にも松倉にも、気持ちをもっていかれることなく

この映画を見てはじめて、理不尽っていうか、あまりの傲慢さと自分勝手を感じた次第で


最上は松倉を罰することしか考えず、松倉は自分が助かることしか考えず


確かに今回の殺しはやってないかもしれないが、荒川の事件も自分じゃないと言い出して、沙穂ちゃんのことまでいやらしい目で見やがって

由希が入谷の事件の女の子に似てたって?どんだけ最低な人間なんだ


そんな松倉であったにしても、やってない事件の犯人に仕立て上げる最上も最低だし

自分が考えたストーリーに酔って、ありもしない新たなストーリーを作り出していくなんて最低


その最上の最低な行為を、結局、松倉を無罪にすることしかできなかった沖野は、この先どうするんだ?って感じだし

沖野は、松倉をあの事件からは救ったんだとすれば、時効が成立しているとはいえ

 

過去の松倉の罪に向き合うように、考えなければならなかっただろうし

 

あんな人間を無罪にして、世に放った責任はどうするんだ?って感じだし

 

それを沙穂ちゃんまで証言台に立たして謝罪したいだなんて、茶番もすぎる


だからといって、自動車事故で松倉を抹殺した諏訪部が正しいかっていえば、そんな理屈が通るわけもなく


出世のために結婚した丹野も哀れだけど、出世を考えたのなら、嫁の父親を売るような、反旗を翻すようなことは

いくらなんでも無謀としかいいようがないし


それぞれの正義みたいな感じで語っているけど、みんな自分のことしか考えてないし

誰かのことを考えてるように錯覚しがちだけど、自分の正義、自分の考えを肯定するために

他者を否定して、結局何が生まれた?この事件を通じて何かプラスになることがあったのか?


なんだかそんな風に思った五回目