本来ならば11月23日(木・祝)の公開初日に劇場鑑賞に行きたかったところだったのですが、生憎と所用の為、その日には観に行くことが出来なかったので、公開から5日後の11月28日(火)に、ようやく今作の主要な舞台の滋賀県は草津市にあるイオンシネマ草津まで、「滋賀県」限定オリジナル入場者特典を目当てに、京都からドライブがてら鑑賞に出向いて来ました。
今年度の31本目の劇場鑑賞作品。
(今年度のイオンシネマ草津での23本目の劇場鑑賞作品。)

「続編の舞台は関西。自虐ネタも郷土愛の裏返し(23.11/28・2D劇場鑑賞)」
ジャンル:コメディ
製作年/国:2023年/日本
制作プロダクション:FILM
制作会社:映画『翔んで埼玉』製作委員会
製作:フジテレビジョン / 東映 / テレビ埼玉
配給:東映
公式サイト:https://www.tondesaitama.com/
上映時間:116分
上映区分:一般(G)
劇場公開日:2023年11月23日(木・祝)
原作:魔夜峰央『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』(宝島社)
製作:大多亮 / 吉村文雄 / 川原泰博
製作総指揮:若松央樹 / 古郡真也
撮影:谷川創平
録音:金杉貴史
照明:李家俊理
美術:あべ木陽次
美術プロデューサー:三竹寬典
アートコーディネーター:森田誠之
装飾:竹原丈二
人物デザイン監修/衣装デザイン:柘植伊佐夫
衣装:大友洸介
VFXスーパーバイザー:長崎悠
VFXプロデューサー:赤羽智史
ミュージックエディーター:小西善行
スーパーヴァイジングサウンドエディーター:伊東晃
音楽:Face2fAKE
主題歌:はなわ「ニュー咲きほこれ埼玉」(ビクターエンタテインメント)
編集:河村信二
脚本:徳永友一
監督:武内英樹
キャスト(配役名):
GACKT(麻実麗) / 二階堂ふみ(壇ノ浦百美) / 杏(桔梗魁) / 加藤諒(下川信男) / 益若つばさ(おかよ) / 堀田真由(近江美湖) / 野性爆弾・くっきー!(近江晴樹) / 高橋メアリージュン(滋賀のジャンヌダルク) / アキラ100%(内田智治) / 朝日奈央(若月依希) / 天童よしみ(和歌山解放戦線員) / 山村紅葉(京都の女将) / ハイヒール・モモコ(元大阪府知事) / 川崎麻世(京都市長) / 藤原紀香(神戸市長) / 片岡愛之助(大阪府知事・嘉祥寺晃) / 小沢真珠(浜野サザエ) / 中原翔子(浜野アワビ) / ダイアン・津田篤宏(滋賀解放戦線員) / トミコ・クレア(和歌山の姫君) / 和久井映見(内田直子) / 矢柴俊博(大宮支部長) / 西郷豊(浦和支部長) / 水野智則(与野支部長) / 廻飛呂男(深谷支部長) / 沖田裕樹(川口支部長) / 佐野泰臣(上尾支部長) / 川口直人(川越支部長) / 西岡ゆん(熊谷支部長) / 山中崇史(JR埼京線代表) / ゴルゴ松本(JR京浜東北線代表) / 杉山裕之(西武新宿線代表) / 谷田部俊(西武池袋線代表) / デビット伊東(東武東上線代表) / はなわ(東武伊勢崎線代表) / 戸塚純貴(白鵬堂学院の野球部の男) / 北村一輝 / 山本高広 / 川上千尋 / くわばたりえ / 坂下千里子 / 本多力 / 氏神一番 その他


【解説】
埼玉県の自虐ネタを詰め込んだ魔夜峰央のギャグ漫画を実写映画化して話題を呼び、興行収入37.6億円の大ヒットを記録した「翔んで埼玉」のシリーズ第2弾。主人公・麻実麗役のGACKT、壇ノ浦百美役の二階堂ふみが引き続き主演を務めた。
東京都民から迫害を受けていた埼玉県人は、麻実麗率いる埼玉解放戦線の活躍によって自由と平和を手に入れた。麗は「日本埼玉化計画」を推し進め、埼玉県人の心をひとつにするため、越谷に海を作ることを計画。そのために必要な白浜の美しい砂を求めて和歌山へと向かう。そこで麗は、関西にもひどい地域格差や通行手形制度が存在しているのを目の当たりにする。そして大阪のめぐらせた陰謀が、やがて日本全土を巻き込む東西対決へと発展していく。
前作で日本アカデミー賞の最優秀監督賞を受賞した武内英樹が引き続きメガホンをとり、脚本も同じく前作で日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を受賞した徳永友一が担当。新キャストとして、通行手形制度撤廃に向けて滋賀県人たちを導く「滋賀のオスカル」こと桔梗魁を杏、関西を牛耳る冷酷無慈悲な大阪府知事・嘉祥寺晃を片岡愛之助が演じるほか、堀田真由、くっきー!(野性爆弾)、高橋メアリージュン、津田篤宏(ダイアン)、天童よしみ、藤原紀香、川崎麻世、和久井映見、アキラ100%、朝日奈央、戸塚純貴ら個性的な顔ぶれが続々と登場。
(以上、映画.comより、引用抜粋。)


ところで、このイオンシネマ草津では、今回の『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』の公開に際して、ある種、滋賀県のご当地映画ということもあってなのか、公開初日には、未だ夜も明けていないうちの朝6時開場、朝6時10分から上映開始をなされて、その上、なんと1日当たり23回上映(埼玉の劇場の20回上映を超える)という途方もない珍記録を打ち立ててしまうほどの気合いの入れようだったみたいです(笑)

なので、公開初日の朝6時台の上映時刻表は同じ作品が5分おきの上映になっていて、あたかも鉄道の時刻表のような奇妙な光景になっていたらしいです。

※イオンシネマ草津の公式X(旧Twitter)より画像をお借りしました。

ですので、この気合いの入れようが、評判が更に評判を呼んだのか、イオンシネマ草津では、全国的にも、結果的に、このような物凄い観客動員数を誇る映画館になったみたいです(汗)


話しが横道に逸れましたが、私が劇場鑑賞に行った公開から5日後を経た時点でも、未だ「滋賀県」限定オリジナル入場者特典のミニステッカーが貰えたのはラッキーでした!

ですが、想像していたのとは違って、すごく小さな名刺サイズくらいのステッカーで、しかもランダムに配布されるステッカーの中身のキャラクターは、GACKT扮する麻美麗だったので、出来れば、どうせならば、滋賀解放戦線員の近江兄妹役の野性爆弾・くっきー!さんか堀田真由さん辺りのキャラクターのステッカーが欲しかったですね(汗)

第1作目の『翔んで埼玉』は、あまりにも関東圏のご当地色が強い映画だったので、私の場合には、関東圏に出向く機会がほぼ皆無のため、ローカルネタが全く分からないので、あえて劇場鑑賞はせずに、テレビの地上波放送の際に視聴致しましたが、視聴して先ず思ったのは、「この《ダサイタマ》の埼玉県のポジジョンは、それこそ《滋賀作》と揶揄される、滋賀県の関西における立場そのものやん!」と思い、是非とも関西バージョンに置き換えて続編を作って欲しいと願っていましたら、なんとその願いが叶って、今回の続編の映画化が実現。
念願の企画に、公開されるのを今か今かと楽しみにしていました。

あらすじ
埼玉県内の田舎道を、1台のワゴン車が与野在住の家族(アキラ100%、和久井映見、朝日奈央)を乗せて、熊谷に向かって走っている。カーラジオからは、埼玉のご当地ソング「人生たまたま…さいたまで」に続き、DJが語る、埼玉にまつわる都市伝説・第Ⅱ章が流れ始める――。

その昔、東京から蔑まれていた埼玉県人が、壮大な茶番劇の末に通行手形を撤廃し、関東に平和が訪れた。埼玉解放戦線を率いる麻実麗(GACKT)と壇ノ浦百美(二階堂ふみ)は、さらなる平和を求めて活動(=日本埼玉化計画)を推し進めていたが、埼玉県人は横の繋がりが薄いという問題が浮上する。

麗は埼玉県人の心を1つにするために、越谷に海を作る無謀な計画を打ち立てる。美しい白砂を持ち帰るために、百美を残し、和歌山県の白浜を目指して解放戦線のメンバー(加藤諒、益若つばさ等)とともに大海原に出るも、船が嵐に巻き込まれて難破し、麗は独り和歌山の海岸に漂着する。そこで麗は、滋賀解放戦線の桔梗魁(杏)と運命的な出逢いを果たす。

当時の関西は、大阪府知事の嘉祥寺晃(片岡愛之助)、その妻の神戸市長(藤原紀香)、京都市長(川﨑麻世)らの支配下にあり、滋賀県人、和歌山県人、奈良県人らが非人道的な扱いを受けていた。白浜も大阪人のためのリゾート地になっており、通行手形のない者は入ることができず、そこには和歌山解放戦線のリーダーである姫君(トミコ・クレア)が囚われていた。

桔梗は姫君を、麗は嘉祥寺に囚われた仲間たちを救い出そうとするが、麗もまた嘉祥寺の手中に落ちてしまう。嘉祥寺が恐ろしい計画を企てていることを知った麗と桔梗、そして百美たちは、暴走する嘉祥寺を阻止することはできるのか……!?
そして、この事態は日本全国をも巻き込む誰も予想だにしなかった史上空前の東西対決へと発展していく! 鍵を握るのは“琵琶湖”?
埼玉の、日本の命運やいかに――!?
といったようなイントロダクションの映画でした。
感想
たとえストーリーを最後まで知ったとしても、どうってことなく楽しめるコメディ映画だとは思います。
ですが、未だ公開して間もないこともあり、次より、劇中ネタを若干のワードレベルの記載に留めるつもりですが、それも知りたくない方は、以下、スルー願います。
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※劇中にこの平和堂HOPカードが出てくるとは思いませんでした(笑)
率直な感想としましては、最高に面白かったです!
バカバカしいのは分かっていながらも、思わず声を出して笑ってしまうほどでした。
おそらく、滋賀県以外の方が観ても面白いはずとは思いますが、特に滋賀県民や滋賀県近郊に住む者にとっては、JRのほぼ全ての駅近くに立地しているスーパーマーケット平和堂のポイントカードHOPカードや平和堂のPRソングの「とびっこかけっこ」、鮒寿司、サラダパン、湖上学習船うみのこ、飛び出し坊や・とび太くん、琵琶湖周航の歌、近江大橋と琵琶湖大橋、鳥人間コンテスト、信楽焼のたぬき、安土城址、彦根城、野洲のマイアミ浜、瀬田川洗堰、等々といった馴染みのあるアイテムや地名などがいっぱい出て来るだけでなく、ディスられていても逆にそれがとても美味しかったです!
本当に滋賀県のことをよくよく事前リサーチして、ストーリーに上手く織り込んでいて感心してしまうほどでした(笑)

但しながら、クチコミレビュー投稿サイトを覗いてみますと、関西人の中には「滋賀県・奈良県・和歌山県を馬鹿にするな!」とマジになってお怒りで、かなりの低評価になされている鑑賞者もある一定数居られるようですが、私は、滋賀県生まれと三重県生まれの両親のハイブリッドとして京都で生まれ育ちましたが、たとえ《洛外の人》と言われ扱われようが、ディスられるのも郷土愛の裏返しと思い、私の場合には、すっごく面白かったです。(決してM気質ではありませんが・・・笑。)

そんな中でも特に私が思わず声を出して笑ってしまったのが、京都市における京都市山科区の扱いや、JR湖西線ネタ、近畿地方のはずがいつの間にか関西圏から中部地方寄りへ心変わりしてしまった三重県の立場など。地元民しか分からないような小ネタまでも忍ばせていて、また滋賀県だけでなく、京阪神、奈良県、和歌山県のこともよく捉えていて、しっかりディスっていました。
更に、第1作目で埼玉県と千葉県で繰り広げたような出身大物有名人合戦がこの続編でもあり、今回もしっかり笑いをとっていました。

また、大阪府知事が都構想に失敗して、日本全土を大阪の植民地にしようと企んでいるというあたりも、あたかも、あの日本維○の会をパロディ化しているようで、かなり笑えました。

その関西を牛耳る冷酷無慈悲な大阪府知事・嘉祥寺晃を片岡愛之助さんが演じてられましたが、流石にラブリンの怪演がお見事でした!
ラブリンこと愛之助さんあっての作品だったかと思いました。

因みにGACKTが「くだらないと言って頂ければ本望」というようなコメントをしていましたが、前述した通り、小ネタ満載で非常に馬鹿馬鹿しく、それが一時でもいまの殺伐とした世の中のイヤな事を忘れさせてくれる、ある種の清涼剤のような作品でもありましたね(笑)

今回の続編は、埼玉県のパートはかなり少なかったのですが、それなりに埼玉県の人も楽しめるよう武蔵野線で始まり武蔵野線で終わるような展開ともなっています。
埼玉県民と関西人以外の方々には、あまりにもローカルネタが多いので、いったいどれだけ楽しめるか分かりませんが、今回の続編のこの爆発的な人気沸騰ぶりから致しますと、なにやら続編もありそうな予感!
※尚、滋賀ロケーションオフィスより、以下のような特製フライヤーも発行されていましたので、参考までに貼り付けておきます。




そしてまた、映画を観た後に、劇場パンフレットとは別に、この『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』公式ガイドブックを読むと更に理解が増すかと思います。

▲『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』公式ガイドブック(定価:1,980円)

思わず、こんなグッズまでも購入しちゃいました(笑)
※尚、飛び出し坊や・とび太くんグッズは、滋賀県大津市の浜大津アーカス2Fの「湖の駅(うみのえき)」でも購入出来ますよ(^^)v
私的評価:★★★★★(100点満点)。
待ちに待った関西バージョンの『翔んで埼玉』の続編でしたが、大いなる茶番劇も、関西における埼玉県的ポジジョンで《滋賀作》や《ゲジゲジナンバー》と揶揄されてきた滋賀県民をあえてクローズアップしてくれて、ここまで小ネタを散りばめてくれたら言うことなし!でしたし、馬鹿馬鹿しい映画だからこそ、一時でもいまの殺伐とした世の中のイヤな事を忘れさせてくれる、実に、ある種の清涼剤のような作品で、あくまでも関西圏に住む私的評価としましては、五つ星評価的にも★★★★★(100点)の満点評価が相応しい作品かと思いました。
○『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』滋賀県オリジナル動画|滋賀ロケーションオフィス
○『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』予告/11月23日ROADSHOW|東映映画チャンネル
◎はなわさんの主題歌も良いかも知れへんけど、この「びわ湖くん」の《滋賀県民の歌。》の方が強烈です(笑)
○びわ湖くん【滋賀県民の歌。】Official Music Video
今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。