11月の末日、私はいつも通り仕事をしていた。
今日が慰謝料の振込の期日だよなー。
そんなことをちらっと頭の片隅で考えながら一日を過ごしていた。
仕事が終わり、夕方に弁護士事務所から着信があった。
「ハルさん、こんにちわ!慰謝料の方なんですが、本日こちらの方に250万振り込まれました!」
『そうなんですね。ありがとうございます。』
「また慰謝料の方は、法テラスの方で事件が解決した後に、費用を引いたものをそちらの方に振り込ませていただきます!」
『わかりました!』
「入金確認後、Nさんの方に連絡しまして、保育料のことをお話ししたのですが、そういった費用などは一切払わないと言われました。」
『そうなんですね、、、。まぁ今お金ないでしょうから。』
「もうどうされますか?」
『いや、もういいです!こちらで処理します!』
「わかりました。後は養育費の方を公正証書を作るのに、印鑑証明書がいるので、また時間のあるときにとってきてもらっていいですか?」
『また平日の休みに取りにいってきますね!』
「ではよろしくお願いします!」
慰謝料ちゃんと振り込んだんだなー。
まだ自分の通帳に慰謝料が入ったわけじゃないので、実感はわかないが、女とは一応これで終わったということか。
これで女には少しは痛い目に合わすことができたのか?
でも自分の母親に借りたのなら、自分の母親に頭下げるだけで終わったのか。
なんとも言えない気持ちになる。
ほんとはもっともっとこっちが苦しんだ以上に痛い目にあって欲しかった。
でも、一緒にいる相手はあの元旦那だ。
自分の母親に慰謝料出してもらってまで一緒になった人だけど、あの人は同じことを必ず繰り返すだろう。
自分も同じような事をされて、結局は痛い目に合うと思う。
そうやって後悔していったらいいんじゃないかな。
さて、あとは養育費の問題だ。
これを終わらせて、元の生活に戻ろう。
でも、慰謝料が払い終わってから、いつまで経っても弁護士さんからの連絡はなかった。