通知書が届いてから、もう期限の2週間は経とうとしていたとき、また弁護士事務所から電話があった。


「お世話になっています。慰謝料の件ですが、Nさんが最初に150万、それで2ヶ月後に150万で、300万というのを提示してきました。」


『よくわからない分割ですね笑 うーん、、、どうしたらいいですかねぇ、、、?』


「まぁ僕的には非常にいい条件だと思います。裁判となったら、費用も払わなきゃいけないし、時間もかかる上に、200万くらいで落ちついてしまうと思うので。」


『そうですよね。裁判したいわけではないので。ということは、10月末に150万、12月に150万ということですか?』


「いえ、今から文書を作るとなると、11月末に150万、2月末に150万ですね。」


『そうなりますか、、、。結構先は長いですね、、、。』


「でもこれで300万とれるなら、上等ですよ!」


『そうですね。ではそのように話すすめてください。相変わらず女の方からは連絡ないんですか?』


「僕の方にはかかってきてないですけど、Nさんに女の方も同じようでいいんですかね?と聞いたら、はいと言ってたんで、ツーツーですね笑」


『まぁ一緒に住んでるので、そうなりますよね笑 わかりました!そしたら、そういう風にすすめてください!』


元旦那と女はどんなつもりなんだろうか?


100万なら出せるといっていたから、足りない部分は借りて、2ヶ月後はどうするつもり?


元旦那はまだ働いてないから、お金を借りることができないから、2ヶ月後までには働いて、お金を借りようとしているのだろうか?


まぁそんな2人の内部事情は分からないが、払う意思はあるようだ。


お金の出所はわからないけど、何かしら誰かに頭を下げなきゃいけないはず。


不倫して、慰謝料請求されて、お金払えないから貸してくださいって。 


そんなお金を貸す人なんていないよね。


元旦那の親はなんか言われても絶対にお金は貸さないって言ってたし、私もそちらには迷惑かからないようにしますとは言っておいた。 


ということは、女の親か、同僚に借りるか、あとは消費者金融。


なんにしろ、自分たちのしたことを反省するしかないのだ。


あとは弁護士さんの返事を待って、請求してもらおう。


そう思っていた。