体の弱い母でしたが

 

さつきの盆栽をたくさん育てていました

毎年植え替えといっても鉢を大きくするのではなく

同じ鉢に土を入れ替えて育てていました

 

どの花も色が違うだけで同じようにしか見えなかった

当時の私 毎日の水やりやら手入れを見て

どうしてそんなに夢中になるのかと不思議でしたが

 

ふと 母がさつきに夢中になりだしたのは

弟が亡くなった後からだと気づいた

弟を溺愛していた母 弟出産後一番かわいい盛りの

1歳前後で母が長期入院となり4歳前まで離れていたため

なおさら可愛かったと思います

 

弟を亡くした母はしばらく抜け殻のような状態

弟の後を追うようなこともありました

それから 母がさつきを育て始めた

 

我が家の庭にも 鉢植えではなく地植えで

 

何種類か咲いています

 

ここに越してきた当時は ガレージ横の花壇にはさつきがありましたし

門前の花壇にもさつきが そしてドア前の花壇にもさつきがありましたが

今はありません

 

庭に残るさつきたちも伐採しようと思ったものの

母が愛した花 そのまま育てようと

 

母がいたら「あなただってバラをいくつも育てて どれも同じような物でしょう」

と言っているかもしれません^^

 

八重咲のやまぶきも咲き始めました^^

 

モッコウバラは屋根に届くほど伸びました^^

 

最後までお付き合いありがとうございます