他者を見て落ち込んだり、悔しく思ったり・・・とネガティブな感情になった時とは、わたし達身体意識の思いとハイアーセルフの思いとが、ずれた時です。
ハイアーセルフや全我の自分、内なる源といった「自分の本質」は、その他者に対してそのようには捉えていないということです。
ですので幸福な状態になりたいとか、幸福な状態を維持したいのであれば、「自分の本質」とのずれを修正することです。
それには当ブログのような解説を読んで自分のことを知っていったり、また幸福のための思考や概念を用いたりします。(ちなみにこういったものを総称して「幸福のための教育」と読んでいます。)
さて他者に対して何らかのネガティブな感情を抱いた時というのは、ケースバイケースではあるのですが、今回は一般的な例である以下の二つを取り上げます。
① 自分が欲しいと思っていてあきらめたものを見せつけられた
② 「欲しい」と思いこんでいるものを見た
まず①についてです。以前お伝えした当ブログ『美人もイケメンも大変だぁ』(こちら)にて詳細を述べております。これは「嫉妬を受ける側」の皆様に向けて詳細を書いたものですが、嫉妬をした時についても参考にして頂けると思います。
次に②についてです。「欲しい」と思いこんでいるものを見た、と書きましたが、これは一体どういうことかと言いますと、わたし達の願望の中には、そもそも「自分の本質」からの願望ではないのに、「それが欲しい」と思い込んでいることがあるということです。
わたし達は、自分由来ではない多くの願望を持っているのです。
これは親や社会といった他者、自分以外の人々から譲り受けたものです。
自分の本質からずれた、本来は自分にとって「どうでもいい」ことであるものを、「それが自分がまさに欲しいものだ。それがなくては自分の人生は始まらない」といったように信じ込んでいることがあるのです。
それに加えて「自分には無いものを持っている人がいる!」というショック及びネガティブな(良い・悪いではなくて「つらい」という意味の)感情を感じますので、二重のずれが起きているということなのです。
二重にずれているのですから、「本質の自分」と一致した真の自分らしい状態に戻るためには、例えば以下のような作業を行うことになります。
それはいつもお伝えしているように信念体系の誠実な自己チェックと、ポジティブ・ブラックボックス化、つまり「自分の反応自体を変えてしまう」ということです。そしてひたすら意識のフォーカスに気をつけることです。
まずは一つ目の「信念体系の誠実な自己チェック」を行ってみて、自分にとって本当の望みなのかどうか、見極めることです。
「あ、自分の本当の望みではなかった」と明らかになった時、その願望自体が消えてしまう、ということはよくあることです。始めから自分にとって不要だった執着がとれたという言い方もできるでしょう。
「信念体系の誠実な自己チェック」を行ったのちに、今回の人生の使命にとって本当に必要であるとわかったり、あるいはそこまでなのかどうかよくわからなかったりしたとしても、何回かお伝えしたように、自分のネガティブな反応自体を変えてしまうと楽(らく)になることができます。これが「ポジティブ・ブラックボックス化」です。自分にとっての真の「幸福になるための教育」を自分に施してあげて、自分にとって欲しいものを持っている他者を見た時の自分の反応を変えるのです。これが「精神の修養」ということです。それには例えば以下のようなシンプルな概念を知りましょう。
自分の人生の使命(テーマ)を追求するためのアイテム(自分独自の視点、皮膚感覚、得意なこと)は、誰しもすでに持っており、決して奪われたり、破壊されたり、潰されるといったことは、あり得ません。あるとしたならば、「奪われた。破壊された。潰された」という信念があるだけです。
ですので「今、自分にあるもの。残されたもの」を見つける作業の習慣化がとても大切なのです。これについても正当な自己評価ができることが大事で、練習によって培っていくことができるものです。
あとは自分がハイアーセルフと一致した状態にとどまることのできる時間を増やすべく、意識する(フォーカスする)対象に気をつけましょう。
色々お伝えしましたが、まずは、「そもそも、この自分の欲求が、本当に欲しいものなのかどうか?自分にとって大切なものなのか?」といったことを確認してみましょう。「自分自身を知る」のです。ネガティブな感情を感じた時はチャンスですので、自分に対して誠実に向き合い、自分を顧みて頂きたいと思います。
ではまた・・・。