あらゆることの整理。

全てを捨てるくらいに。


午前5時過ぎ。

立派な門構えの前で。

男の子と

泣いている女の子。


二人に繰り広げられているドラマは何か。

思いつつ通り過ぎる。


桜と海と。

電車を乗り継いで。


5年ぶりの家族の再会。

部屋を空っぽに。

思い出品の整理。

たくさんの人と、人に。


最後の言葉を筆で。

ベッドのマットレスの下に記す。


追いかけてくる母。

尊敬と器。

子どもの家出のように。

それでも自分らしいって。


来るときに見た光景。

あのままに少し泣いて。



1枚の写真が命をつなぐ。

赤ん坊。