真夏のうだるような暑い午後

外ではセミが鳴いている

私は退屈な授業を

ペンを片手にボーッとしている


すると

そこにそっと現れたのは

神話に出てきそうな

長い髪の男性


彼が手招きする

後ろの扉の鍵をはずす

私は目が離せない


ほら もう少しで扉が開く

淡い世界が広がっていく

しだいに まぶたが重くなる


夢の世界が広がっていく

ゆっくりと

まぶたを閉じる


彼は そっと微笑み

扉の向こうへ

姿を消した


外ではまだセミが鳴いている