水戸藩藩主、徳川昭武が建てた戸定邸は徳川昭武が家族と暮らした邸宅で関係者や地域の人達などのおもてなしの場としても利用されていました、地域の方々にとってこの戸定邸は特別な存在だったのでしょうね



徳川 昭武は、幕末の大名。清水徳川家第6代当主を経て水戸徳川家を継ぎ、水戸藩第11代の藩主となる。 第9代水戸藩主・徳川斉昭の十八男で、第10代藩主・徳川慶篤、第15代将軍・徳川慶喜の異母弟にあたる。生母は側室・万里小路建房の六女・睦子。-Wikipedia


徳川昭武






中座敷

表座敷


「戸定邸」では、毎年ひな祭りの時期に「戸定さくら雛」が開催されています(3月3日終了してます)地元町会の皆さんが手作りされたかわいいひな人形がたくさん並んでいました




受付


受付の正面に位置する「使者の間棟」の欄間には、幸福を招くと言われているこうもりが飾られていました、コウモリは、漢字で書くと「蝙蝠」という字になりますが、日本では昔から「幸盛り」や「幸守り」といった当て字を使って、幸せのシンボルと捉えられていました。このことから、昔は「コウモリが住み着いた家は、幸せがやってくる」といわれていたようです。

あとになってから気がついたのですが、建物などに様々なデザインが凝らされていて、欄間などを見る時にそれぞれの理由を調べるのも楽しそうですね



こうもり欄間