ペット・ケア・アドバイザー&ドッグライフカウンセラーの土井晴人です。
前回のコラムでオイデやトイレトレーニングなど、
難易度が高いしつけにはハイ・テンションで褒めるのが効果的だとお話ししました。
参考になりましたでしょうか?
(まだご覧になっていない方はこちらからご覧ください)
さて、今回はもうひとつの「落ち着かせる褒め方」について説明致します。
「落ち着かせる褒め方」は歯磨きやブラッシングなど、
愛犬がイヤがることをするときに有効な褒め方です。
みなさんは愛犬の歯磨きやブラッシングのとき、どんな風に声をかけていますか?
(獣医さんに見つめられるだけで怖がるワンコもいますね)
ついつい威圧的に愛犬を押さえつけていませんか?
前回のコラムで犬の褒め方には2通りあるとお話ししました。
それは「興奮させる褒め方」と、「落ち着かせる褒め方」。
落ち着かせる褒め方というのは犬の気持ちをクール・ダウンさせるためのもの。
歯磨きやブラツシングなど、犬がイヤがるあまり、逃げようとしたり、ガルルと唸ったりすると、
ついつい威圧的な態度や命令口調で犬を押さえつけようとしがちですが、実はこれは逆効果。
力で押さえようとすればするほど、犬は身の危険を感じて抵抗します。
ブラッシングのときに噛まれた、
歯磨きをしようとすると鼻に皺を寄せて噛もうとする、などの相談を受けますが、
それは飼い主さんを怖がっている証拠。
威圧的な飼い主さんに脅威を感じるあまり、抵抗しているのです。
日常から静かに褒める習慣をつくりましょう
歯磨きやブラッシングなど、犬がイヤがることをするときは安心させてあげることが大切です。
怖くない、心配ない、痛くない、大丈夫、ビックリさせないなど
犬の立ち場になって不安を払しょくしてあげましょう。
それには落ち着かせる褒め方が有効です。
落ち着かせる褒め方は静かで落ち着いた口調で話しかけ、
毛並みに沿ってゆっくりと体を撫でてあげるのが基本。
例えばリビングで愛犬とゆったり過ごしているとき、
毛並みにそって優しく撫でながら「○○ちゃん、いいコだねー」と話しかけると、
犬はそれが嬉しくてお腹を出して寝転がったり、
うっとりと目を細めて気持よさそうな顔をします。
(優しく撫でると気持ち良くなって目をほそめるワンコ)
普段からそういったシーンで静かな口調で褒める習慣をつけておくと、
いざ歯磨きやブラッシングなど犬がイヤがることをするときに犬は我慢するようになります。
大切なのはリラックスしているときに愛犬の名前を呼んで
「いいコだね~」と褒めることを習慣にすること。
犬は褒められた直前の行動を「嬉しいこと」と学習して、
その「嬉しいこと」が起こるきっかけとなるキーワードを記憶します。
優しい口調で名前を呼んで「いいコだね~」と褒める習慣ができれば、
その褒め言葉が呪文のようになり、
犬はイヤなことをされながらも、気持ちよい経験を思い出して頑張って我慢するようになるのです。
我慢していることを褒めてあげましょう
そして、いざ歯磨きやブラッシングをするときは、一気に全部をやらないことが大切です。
いつものようにリビングでまったりしているとき、優しい口調で褒めながら、
まずは歯ブラシやスリッカーブラシを目の前に置きます。
そして何もしないまま「○○ちゃん、いいコだね~」と毛並みに沿って撫でながら静かに褒めます。
数分後、歯ブラシとスリッカーブラシを片付けます。
これを何回か行うと、歯ブラシとスリッカーブラシが目の前に現れても犬は反応しなくなります。
そうなればしめたもの。
次に歯ブラシとスリッカーブラシを少しだけ体に当ててみます。
その時、犬が抵抗しなければ「落ち着かせる褒め方」の習慣が効いている証拠です。
このとき重要なのは静かな口調で褒めながら実際には歯磨きもブラッシングもしないこと。
これが犬にとって成功体験となり、イヤだと思っていたマイナスのイメージが、
だんだんとプラスのイメージに変わるようになります。
(「なーんだ、怖いことないんだ!」(愛犬の心の声))
そして翌日、同じように優しい口調で褒めながら、
今度は実際に歯磨きやブラッシングをしてみましょう。
いつものように静かに褒めながら全部をやらずに部分的に、そして短時間で終わらせます。
短い時間ながらも愛犬が暴れることなく飼い主さんに身を任せることができたら大成功。
終わったときにハイ・テンションで褒めて×褒めて×褒めてあげましょう。
そうして徐々に歯磨きとブラッシングの時間を長くしていくことで、
今までできなかったことを克服することができるはず。
「落ち着かせる褒め方」は成功体験へ導くための魔法の呪文のようなものなのです。
※「ぺったんPET」では360度歯ブラシを使った歯磨きをお薦めしています。我が家の愛犬・小夏ちゃんの歯磨きの様子を動画でご覧ください♪
ハイ・テンションで興奮させる褒め方
興奮させる褒め方は高い声で明るい雰囲気で褒めるやり方です。
これはオイデやトイレトレーニングなど、
しつけの難易度が高いものをマスターしてもらうときに効果があります。
詳しくは前回のコラムをご覧ください。
↓↓↓↓↓↓
http://ameblo.jp/haltodoi/entry-12179932909.html
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難易度が高いしつけにはハイ・テンションで褒めるのが効果的だとお話ししました。
参考になりましたでしょうか?
(まだご覧になっていない方はこちらからご覧ください)
さて、今回はもうひとつの「落ち着かせる褒め方」について説明致します。
「落ち着かせる褒め方」は歯磨きやブラッシングなど、
愛犬がイヤがることをするときに有効な褒め方です。
みなさんは愛犬の歯磨きやブラッシングのとき、どんな風に声をかけていますか?
(獣医さんに見つめられるだけで怖がるワンコもいますね)
ついつい威圧的に愛犬を押さえつけていませんか?
前回のコラムで犬の褒め方には2通りあるとお話ししました。
それは「興奮させる褒め方」と、「落ち着かせる褒め方」。
落ち着かせる褒め方というのは犬の気持ちをクール・ダウンさせるためのもの。
歯磨きやブラツシングなど、犬がイヤがるあまり、逃げようとしたり、ガルルと唸ったりすると、
ついつい威圧的な態度や命令口調で犬を押さえつけようとしがちですが、実はこれは逆効果。
力で押さえようとすればするほど、犬は身の危険を感じて抵抗します。
ブラッシングのときに噛まれた、
歯磨きをしようとすると鼻に皺を寄せて噛もうとする、などの相談を受けますが、
それは飼い主さんを怖がっている証拠。
威圧的な飼い主さんに脅威を感じるあまり、抵抗しているのです。
日常から静かに褒める習慣をつくりましょう
歯磨きやブラッシングなど、犬がイヤがることをするときは安心させてあげることが大切です。
怖くない、心配ない、痛くない、大丈夫、ビックリさせないなど
犬の立ち場になって不安を払しょくしてあげましょう。
それには落ち着かせる褒め方が有効です。
落ち着かせる褒め方は静かで落ち着いた口調で話しかけ、
毛並みに沿ってゆっくりと体を撫でてあげるのが基本。
例えばリビングで愛犬とゆったり過ごしているとき、
毛並みにそって優しく撫でながら「○○ちゃん、いいコだねー」と話しかけると、
犬はそれが嬉しくてお腹を出して寝転がったり、
うっとりと目を細めて気持よさそうな顔をします。
(優しく撫でると気持ち良くなって目をほそめるワンコ)
普段からそういったシーンで静かな口調で褒める習慣をつけておくと、
いざ歯磨きやブラッシングなど犬がイヤがることをするときに犬は我慢するようになります。
大切なのはリラックスしているときに愛犬の名前を呼んで
「いいコだね~」と褒めることを習慣にすること。
犬は褒められた直前の行動を「嬉しいこと」と学習して、
その「嬉しいこと」が起こるきっかけとなるキーワードを記憶します。
優しい口調で名前を呼んで「いいコだね~」と褒める習慣ができれば、
その褒め言葉が呪文のようになり、
犬はイヤなことをされながらも、気持ちよい経験を思い出して頑張って我慢するようになるのです。
我慢していることを褒めてあげましょう
そして、いざ歯磨きやブラッシングをするときは、一気に全部をやらないことが大切です。
いつものようにリビングでまったりしているとき、優しい口調で褒めながら、
まずは歯ブラシやスリッカーブラシを目の前に置きます。
そして何もしないまま「○○ちゃん、いいコだね~」と毛並みに沿って撫でながら静かに褒めます。
数分後、歯ブラシとスリッカーブラシを片付けます。
これを何回か行うと、歯ブラシとスリッカーブラシが目の前に現れても犬は反応しなくなります。
そうなればしめたもの。
次に歯ブラシとスリッカーブラシを少しだけ体に当ててみます。
その時、犬が抵抗しなければ「落ち着かせる褒め方」の習慣が効いている証拠です。
このとき重要なのは静かな口調で褒めながら実際には歯磨きもブラッシングもしないこと。
これが犬にとって成功体験となり、イヤだと思っていたマイナスのイメージが、
だんだんとプラスのイメージに変わるようになります。
(「なーんだ、怖いことないんだ!」(愛犬の心の声))
そして翌日、同じように優しい口調で褒めながら、
今度は実際に歯磨きやブラッシングをしてみましょう。
いつものように静かに褒めながら全部をやらずに部分的に、そして短時間で終わらせます。
短い時間ながらも愛犬が暴れることなく飼い主さんに身を任せることができたら大成功。
終わったときにハイ・テンションで褒めて×褒めて×褒めてあげましょう。
そうして徐々に歯磨きとブラッシングの時間を長くしていくことで、
今までできなかったことを克服することができるはず。
「落ち着かせる褒め方」は成功体験へ導くための魔法の呪文のようなものなのです。
※「ぺったんPET」では360度歯ブラシを使った歯磨きをお薦めしています。我が家の愛犬・小夏ちゃんの歯磨きの様子を動画でご覧ください♪
ハイ・テンションで興奮させる褒め方
興奮させる褒め方は高い声で明るい雰囲気で褒めるやり方です。
これはオイデやトイレトレーニングなど、
しつけの難易度が高いものをマスターしてもらうときに効果があります。
詳しくは前回のコラムをご覧ください。
↓↓↓↓↓↓
http://ameblo.jp/haltodoi/entry-12179932909.html
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