以前、僕が音楽を仕事にしていた頃、
とてもお世話になった某アーティストさんから電話がありました。
ひょんな運命的な出会いから、実は猫を飼うことになったとのこと。
今まで犬と暮らした経験はとても豊富な方でしたが
猫は初めてで戸惑うことばかり。
いくつか質問をお受けしたのですが
なかには失礼ながら思わず笑っちゃうことも(^_^;)
そのひとつに
猫がお腹をゴロゴロ鳴らしているんだけど
お腹の具合が悪いんじゃないかと心配だというのです。
(*^。^*)
「ん?それ、お腹じゃなくて、喉じゃありませんか?」
耳を猫の体にあててその音の出どころを確認したら
やはりお腹ではなく、喉でした。
その猫ちゃん、けしてお腹の調子が悪いわけではなく
嬉しくて嬉しくて喉を鳴らしていたのです。
そう、猫は嬉しいとき、甘えたいとき、喉をゴロゴロと鳴らします。
抱っこしたとき、ゴロゴロと喉をならして甘える姿はたまらなく愛しいものです。
さて、この猫のゴロゴロいったいどういう意味があるのでしょう。
一般的に猫がゴロゴロと喉をならすのは
気分がいいときや満足しているとき。
実はこのチャーミングな音色、赤ん坊時代の習性の名残りなのです。
生まれたばかりの赤ちゃん猫は、まだ目も開かず耳も聞こえない状態。
母猫がミルクを与えるときなど、
仔猫に対してコミュニケーションをとる手段として
喉を振動させるといわれています。
そして、目も耳も利かない赤ちゃん猫は
母猫からのメッセージに応えたり
母猫がうっかり自分を踏んでしまわないよう
自分の存在をアピールするために
同じようにゴロゴロと喉を振動させて合図を送るというわけです。
A A
=^O^= (赤ちゃん猫)「ゴロゴロ~ゴロゴロ==3」
「ねぇ、お腹すいたよ==3」
A A
=^O^= (母猫)「ゴロゴロ、ゴロゴロー、ゴロゴロゴロゴロ~」
「あらあら、さっきあげたばかりじゃない。しょうがないわねぇー」
「さぁ、いらっしゃい、まだ目が見えないけどオッパイの場所は判るわね」
親子の会話はこんな感じなのかもしれません。
そして、大人になった猫が飼い主に優しく抱かれたとき
ちょうど赤ん坊の頃と同じような環境を感じることから
ゴロゴロと喉をならして甘えます。
そして猫は甘えたいときや気分がいいときに限らず
実は辛い状況におかれたときにも
ゴロゴロと音を鳴らすことがあるのをご存知でしょうか。
例えば手術を受けて入院している猫。
動物病院のケージの中で
ひとりゴロゴロと喉をならしている姿を見かけることがあります。
これは痛みをこらえるために
ゴロゴロと音を鳴らしていると考えられています。
猫は痛くて痛くてしょうがないとき
猫の脳内で痛みを和らげる快楽物質が分泌されます。
それが気持ちがいい時と同じゴロゴロという音を出すと考えられています。
甘えたいときや痛みをこらえているとき
どちらも喉をゴロゴロと鳴らすのは
いずれも守ってもらいたいという気持ちが
そんな音色を奏でさせるのかもしれません。
A A
=^O^= 「ゴロゴロ」(ボクは赤ちゃん猫ですぅー)
A A
=^O^= 「ゴロゴロ」(守って欲しいんですニャ!)
そういえば、休日にお父さんがリビングでゴロゴロしているのは
忙しい毎日の中で
休日くらいは子供に戻りたいという気持ちから??
^_^
休日、ゴロゴロしてる、お父さんにも合いの手を!
もとい、愛の手を、、(汗)。。
\(^o^)/
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