退院してから、チイコの耳ふさぎは減りました。

多分、赤ちゃんの泣き声が響き渡る新生児室より、

幾分か静かで快適な環境になったのだと思います。

 

この頃の育児は驚くほど楽なものでした。

泣くのはお腹が空いた時だけです。

おむつが濡れても泣きません。

ママが近くにいなくても泣きません。

寝かしつけなくてもひとりですやすや眠ってくれるのです。。

 

正直、過酷な新生児育児を想像していた私、

かなり拍子抜けしていました。

 

チイコは2600gと少し小さく産まれたものの、

母乳を空にし、さらに既定の倍量のミルクを欲しがり、

あれよあれよと一か月検診の時には平均体重まで成長していました。

 

最初の違和感はどこへやら・・・、

順調に成長する我が子に障害の二文字はまったく見えませんでした。

 

 

第一子であるチイコが生を受けたのは師走の寒い時期でした。

 

たまたまですが、

キリスト系の病院だったので、

病室の窓から隣接する教会の十字架が見えたのを覚えています。

 

 

チイコは2600gの小さな女の子でした。

その小さくか弱い見た目とは裏腹に母乳をとてもよく飲み、

また元気に泣く子でした。

 


 

ちょっとした違和感は新生児室で眠っているのを眺めている時に訪れました。

 

他の赤ちゃんたちは起きて泣いているのに、チイコはその小さな指を両耳に突っ込んで眠っている・・・

 

可愛らしいけれど、新生児が耳を塞いで眠っていることにちょっとした違和感を覚えたのは確かです。

 



そして、その違和感は長きに渡る聴覚過敏との闘いの始まりでもありました。

 

小さな命がこの世に生を受け、

 

そしてその障害が分かるまで、

 

実に4年という歳月がかかりました。

 

 

診断名は自閉症です。

 

 

今はもう小学生になり、元気に学校に通う明るくて元気な女の子になりました。

 

このブログではそんなチイコの発達の記録を綴っていきたいと思います。

 

 

少しでもどなたかのお役に立てたら幸いです。