うざいやつの特徴にあいつが当てはまっていたり、成功者の特徴に自分が当てはまっていると嬉しいですよね。

 

でも、これって自分が知りたい情報だけを仕入れている可能性があると思うんです。

 

無意識のうちに自分にとって不利な情報を排除したり、、、

 

しかし、重要な決断をする際にそのようにしていまうと失敗すると思います。

 

 

 

 

 

私の場合、ベンチャー企業でいち早く働けばいいと考えていた時期があり、大学院をやめかけた経験があります。

 

当時は、「ベンチャー企業は成長できる。」「実力主義なので、給料は大企業よりもらえる。」などの情報を信じていました。

 

成長できると思っていたし、実力もすぐに身につけてしまえばいいと思っていました。

 

しかし、これは相当楽観的で、現状はそんなことなくて実力はつかず、人間関係もそんなによろしくありませんでした。

 

もちろん、しっかり成長できて人間関係も良好なところが大半だと思います。

 

しかし、私のところは違いました。

 

ここで、問題だったのは、私がリスクを考えていなかったことです。

 

自分の信じたいことだけ信じた結果そのリスクに直面して苦しみました。

 

この経験から、私はリスクについて考えるようになりました。

 

いい情報があっても。それについてのリスクは何なのか。

 

例えば、「実力がつけば給料が上がる。」という情報のリスクは「実力がつかなければ安月給のまま。」ということです。

 

そして、必要とされる実力がどのくらいで、

 

自分の成長を考慮すれば身につくのか

 

ということまで考えなければ選択を間違える可能性が高くなります。

 

直感で決めることも大切ですが、一旦立ち止まることも大切だと思います。

「自分のやりたいときにやりたいことをやって生きていきたい。」

 

大学時代はこのような価値観で過ごしていました。

 

なので、好きなだけ遊んでいました。

 

勉強も好きだったので成績はそんなに悪くなかったです。

 

とても楽しく過ごすことができました。

 

仕事も同じようにできたら嬉しいので「自分のやりたいことができる企業」という価値観で探そう。

 

初めはそう思っていました。

 

でも、これからはそんな価値観では難しいと考えています。

 

目標を成し遂げるためにはやりたくないこともやる必要があるし、自分を律することができないといけないと思います。

 

企業には、利益を上げるという目標があってそのためにはめんどくさい雑務であったり、苦情の対応であったり、、そのようなこともしなければ’なりません。

 

もちろん、楽しいこともあると思いますが楽しいだけではやっていけないです。

 

頭にくることもあると思います。

 

でも、そのときに冷静にならないと問題を解決できなかったり、、

 

そういうことに関しては自分を律することができなければいけないと考えています。

 

 

 

 

 

 

私は、自分を律することができず、思い通りにことが進まなかったことが多くあります。

 

大学生時代はたくさん恋愛したいと思っていたので、多くの女性と連絡先を交換していました。

 

連絡しているときは本当に楽しかったです。

 

とても美人な子からの「頑張ってねー!」みたいなLINEは本当にやる気になれます。

 

しかし、連絡をとっていた人の中から私と付き合った人は一人もいませんでした。

 

なぜか、知らない間に距離を置かれたり、最終的に素っ気されてしまうことが多かったです。

 

私は、この原因の1つを「自分を律することができなかったから」と考えています。

 

例えば、女の子が相談するために私に話しているのに、私が話したいことを話し始めて結局悩みを打ち明けられずに終わる

 

など

 

これは、私が話したくなったから話した

 

つまり、好きな時に好きなことをやった結果、女の子に距離を置かれてしまったことになります。

 

他にも、素っ気なくされているのに自分が女の子の気を引きたいから長文LINEを送ってしまったりなど

 

これも、自分の気持ちをわかって欲しいから、という好きな時に好きなことをやってしまった結果です。

 

このような失敗から、私は自分を律する必要があると考えました。

 

気持ちが高ぶっても、まず立ち止まってその行動が妥当であるかどうかを考えるべきだと思いそのように行動しました。

 

あざとい女子がいても、すぐに手を繋ごうとしない、仲良くなってないのにデートに誘わない。

 

など、自分に言い聞かせながら連絡をとっているうちにデートに行けたり、付き合えたりすることが多くなりました。

 

このような経験から「自分を律することが重要である」と思いようになりました。

 

 

 

恋愛を通して学んだことをこれから仕事に生かしていきたいです!

 

 

 

 

この時期になってくると将来のことについて考えることが多いです。

 

どんな職業につくのか、どのくらいお金を稼げるのかなどを主に考えています。

 

私は現在、就職活動を始めているのですが、いざ行動し始めてみると本当にたくさんの情報で溢れかえっています。

 

「大企業は安定」「ベンチャー企業は実力主義なので給料がどんどん上がっていく。」をはじめ、

 

企業情報を調べればどこも「成長できる」「働きやすい」など働き手にとって嬉しい情報がたくさんあります。

 

その中で、何が正しくて何が間違っているのかを的確に判断できなければ自分の思うような道に歩めないと思いました。

 

 

 

 

私の情報源は、Wantedlly、マイナビ、TechCrunch(ベンチャー企業が集まるイベント)です。

 

11月はまだ大企業の情報があまり公開されていないので、ベンチャー企業について調べていました。

 

私はTechCrunchというイベントに行き、そこでベンチャー企業ではたらく人の様々な情報に触れることができました。

 

例えば、「実は大企業より給料もらっている。」「自由に働けるからとても楽しい。」「人間関係が前の職場よりも良い。」などです。

 

私は、そのような人の話を聞いているうちにベンチャー企業って素晴らしいと思うようになりました。

 

なので、そのイベントで出会った学生ベンチャー企業のインターンシップに行くことに決めました。

 

その企業の社長は、私とほぼ同い年です。

 

実際インターンに行ってみると、平均年齢は23歳、19〜40歳くらいの人が働いている職場でした。

 

私とほぼ同い年の人たちが情熱を持って働いている姿には感銘を受けました。

 

中には大学を休学してまで働いている人もいました。

 

今まで自分が会社に対して抱いていたイメージと全く違うものだったし、「自分は勉強しかしてこなかった、この人たちはもうすでに社会にでて価値を作っているのか。」という思いもあり少し焦った気がします。

 

そして当時は私もインターンを通して「こんな会社で働きたい。」と思っていました。

 

社長にはすぐに内定のお誘いをいただいて、インターンに夢中になっていくうちに学校も休みがちになりました。

 

 

 

 

 

 

しかし、プラスの面もあればマイナスの面もあります。

 

まず、比較的年齢層の低い人たちの雇用形態は業務委託であったことです。

 

業務委託契約は雇用契約とは違い、労働者としての権利が守られていません。例えば保険が出なかったり、働き手自身で確定申告しなければならなかったり、、、

 

また、業務委託の場合、用がなくなったらすぐに契約を完了させることができます。

 

なので、年齢層が低い学生などはすぐにクビにできるような状況でした。

 

また、給料も比較的安く、23歳ならば月給15万円で昇級、ボーナスは無しです。

 

これを知った時は恐ろしくなりました。一般的な企業なら年に何回かの昇級、ボーナスは当たり前だったと思っていたし、月給15万円は平均月給よりもかなり低い水準にあります。

 

このような環境の中で学生が働いているのは、情熱であったり、メンバー同士仲がいいから というものでした。

 

私はこの現状を見た時「この人たちは騙されているのではないか?」と思うようになりました。

 

中には「これから稼げば今は安月給でも構わない。」と言っていた方もいましたが、どうやってこれからその会社で稼いでいくのでしょうか?

 

それはリスクが高すぎると思います。

 

まず、本当にその会社が伸びるのかというリスク。

 

そして仮に伸びたとしてもそのまま雇ってもらえるのかというリスクです。

 

会社が伸びていけば必然的に、より優れたスキルを身につけた人が流れてきます。

 

そのときにその人達よりも劣ったスキルしかなければクビになってもおかしくないし、クビになったらそこで路頭に迷うことになります。

 

このようなリスクを考えた場合、その企業で働き続けるのは私としては疑問でした。

 

なので最終的にはそのインターンを続けるのを止めて普段通り学校に通うことにしました。

 

学校に戻った時に研究室の教授に言われたことは、「ハルくんは情報に振り回されすぎている印象」とのでした。

 

確かにその通りで、ベンチャー企業の人に情報を聞いただけで学校を休んでまでインターンにのめり込んでしまいました。

 

その結果学校を休みがちになって研究も遅れてしまいました。

 

また、そのまま大学を辞めていたとしたらということを考えると恐ろしくなります。

 

 

 

 

ここから学んだことは、「思考をフェーズを入れる」ということです。

 

私は、いい情報を聞いた時、それをあまり考えずに直感的に決めてしまう傾向がありました。

 

なのでそこで一旦落ち着いて、その情報が本当に正しいのか、それを行うことによって生じるリスクはどのくらいあるのかなどを考えた上で行動に移そうを思います。

 

今回の場合なら、「ベンチャーでは成長できる」という情報に対して「どのようなスキルが上がるのか?それは大企業では身につけられないのか?」などをしっかり考えるべきでした。

こんにちは。

 

理系大学院生のハルです。

 

私はとある大学の研究室で研究をしています。

 

ここでは、私が思ったことや考えたことを自分の体験を通してまとめていきたいと考えています。

 

私がブログを始めた理由は、「思考を整理する」ためです。

 

普段の生活や読書をしているときに新しい考えに触れることは多いのですが、触れるだけで終わってしまうと3日後にはほとんど忘れてしまいます。

 

だからこそ、そこで学んだことをブログにまとめて自分のためにしていきたいです!