詳しいことははしょりますが、デザインに「色」は大事です。そして世界観を演出するためにも「色」が大事です。どんな色を使うかによって、見る人が感じる印象や気持ちが左右されます。

 

ビジネスをやってると、どうしても「みんなに見てもらいたい!」と考えがちです。だからと言って目立つ色で注目を集めたとしても、サービスや商品に当てはまらない人にとっては「気になって説明を読んだけど、自分には関係なかった!時間と手間を損した!」ってことになるじゃないですか。

 

色のイメージが自分にとって好ましくない、印象に残らないものだったら、内容を把握するまでもなく立ち去るので、時間の無駄にならないわけです。

 

逆に伝えたいサービスや商品にふさわしい色を選ぶことで、メッセージそのものの内容を把握するよりも先に、見る人の心にまず「印象」が届きます。それが相手にとって好ましいものであれば、目を止めてくれるし、サービスや商品のメッセージがより届きやすくなるという仕組み。

 

じゃあ、どんな色を選んだらいいのか?というときに役に立つのが、この本です。

 

ひとつの色にどんなイメージがあるのか。「赤」と言っても微妙に雰囲気の違う、いろんな「赤」があるじゃないですか。「ピンク」でも「青」でもしかり。

 

「赤をテーマカラーにしよう」と思ったとき、どんな赤を使えば、意図したイメージが伝わるのか? その赤にどんな色を組み合わせればおしゃれになるのか? いろんなパターンで配色が紹介されてるので、めっちゃわかりやすいです。

 

しかも単に配色だけじゃなくて、デザインのサンプルも掲載されているので、配色のイメージとデザインのイメージを一致させることができるのも便利。色合いはシックなのにデザインが子供っぽいみたいなズレって、けっこうありがちですからね。

 

本職のデザイナーが何年もかけて積み上げていくような知識が、めちゃくちゃわかりやすく、めちゃくちゃ使いやすい形でまとまっていて、これが1800円で手に入るなんて、本当にすごいです。

 

すべての色や配色がどんなイメージなのかを言葉で説明してくれているので、逆に自分のイメージを言語化するのが苦手な人にもおすすめです。