2020年の4月に緊急事態宣言が発令されたときに一気にオンラインイベントが盛り上がって、そのときに私も「何かを始めた女たち」というイベントに関わることになった。
オンラインイベントだから写真が撮れるわけもなく、告知用の画像のデザインをさせてもらったのだ。デザインのプロではないけれど業務上の必要に迫られて身につけたスキルが今でも役に立っている。
このイベントはテーブルリーダーと呼ばれる出展者が、それぞれのブースで来場者を前にして自分が何かを始めた体験を語るというもの。そしてそのテーブルリーダーは有名人でもタレントでもインフルエンサーでもなんでもない、ごく「普通」の女性たちだ。
なんだかんだあって、そのイベントは2020年の5月、7月、11月と3回にわたって開催され、テーブルリーダーと呼ばれる出展者はのべ200人近くになった。
オンラインイベントとしては3回で終了となったが、これを今度は本にする計画が進んでいる。自費出版で雑誌を作ろうとしてるわけですよ。オンデマンド出版とかPODと呼ばれるシステムで。
今度は本の編集とDTPを担当する。
有名人でもタレントでもインフルエンサーでもなんでもない、ごく「普通」の女性たちの本を誰が買うというのだ!?というご意見はあるだろうけど、今この状況下にごく普通の人が新しいことを初めて、それを自ら発信するのって逆に意味があるんじゃなかろうか。
オンラインミーティングのシステムとかPODとか、今だからこその技術を活用して、何かを始めたいすべての人の可能性を広げるために、誰かの体験が誰かの希望になるような本を作ろうとしております。
何はじ2の実行委員長、何はじ本の編集長
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