先週の話になるが、渋谷のスクランブルスクエアにあるNHKプラスクロスSHIBUYAで『コロナ禍のクリエーション』という展示を見てきた。

 

14階にあるNHKプラスクロスSHIBUYAの入り口。入場無料。1/17まで開催中。わりとこじんまりした展示会なので、このためにわざわざ渋谷まで行くのはどうかと思うが、ついでがあるなら立ち寄ってもいいと思う。

 

なにせスクランブルスクエアが新しくておしゃれなので、ぐるっと歩き回るだけでけっこう楽しい。展望台は有料なので行かなかったけど。

 

 

 

紅白のステージ模型。今年は嵐のライブ配信を見ていたので紅白はほとんど見ていなかったが、やっぱりこういう舞台機構は好きだ。
 
iPhoneのポートレートモードで背景をぼかしてみるなど。
 

 

ロボコンこと全国高等専門学校ロボットコンテスト2020も今年はオンラインで開催したらしい。
 

 

おげんさんもいた!
 

 

学校や外に遊びに行けない子どもたちのための絵本。
 

 

 
オンラインで制作された動画コンテンツのコーナー。ここで紹介されている作品をEテレの『テクネ』という番組で見かけて、この展示会に興味をもったのだった。
 
いくつかの作品はYou Tubeで見ることができる。

 

ポカリの高校生が合唱するやつのドキュメンタリー版。普通に放送されたCMも良かったけど、メイキングもめっちゃ面白いというか若い子が可愛くて泣ける。

 

 

NIKEのCM。4000本のスポーツ関連動画から72本を厳選し、そこから新規の撮影も加えて36のペアを作っているとか。圧巻。人間のひたむきさと力強さに泣ける。

 

 

撮影のなくなったスタントマンたちが繋がる動画。この手法はいろんなかたちで見たけど、どれも好き。スタントマンバージョンはアクションがさすが。

 

 

はとバスの巨大迷路ツアー。公式の動画はYou Tubeになかったので東京MXのニュース映像です。はとバスのページはこちら。※現在は募集してません。

【WEB限定】今しかできない!「バスでつくる巨大迷路体験」

 

 

展示会そのものは、あえて人にすすめるほどでもないけど私はやっぱり足を運んで見に行って良かったと思っていて、それは私自身がコロナの影響で仕事に大きな影響を受けているからだ。

 

肩を並べるのはおこがましいけれど、私も2020年の自粛期間にスタートしたオンラインイベントの「何かを始めた女たち」とか「TIM.」のデザインに関わったり、ZOOMを使ってオンラインで写真や動画を撮影したり、この状況だからこその表現活動にはけっこう関わっていた。

 

しかも現在は「何かを始めた女たち」のPOD書籍の製作をしていて、それもまたコロナの影響でてんやわんやしているのでね。

 

こういうすごい作品を見るとやっぱ自分のスキルのなさに情けなくなるところもあるけれど、それ以上に「あー!めっちゃすごい!かっこいい!」という気持ちがエネルギーになったわけです。

 

通称「何はじ本」は2020年の春から秋にかけて、3回にわたって開催されたオンラインイベントの全記録と、特別ゲストのトークを文章で収録。さらにのべ150人以上のテーブルリーダーのなかから、特別な気持ちで何かを伝えたい40名の新規インタビューを掲載します。発売は2月初旬。この活動がまた誰かのエネルギーになってほしいという気持ちでがんばっております。