もっぱら土曜の夜は詰め将棋しながら(超絶簡単なの)

3月のライオン待機しています★

 

今回のお話はむっちりもっちり★な二階堂くんと零くんがメイン。

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幼い頃から、将棋が強い子は子ども将棋大会に出場するそうです。

 

奨励会に入るような子、ひいてはプロになるような子は大体同じメンツだそうで、

零くんと二階堂もよく顔をあわせていました。

 

ある夏の日、デパートの屋上で行われた大会、

零くんと二階堂は準決勝を戦っていました。

 

お互い小学生高学年か中学年という感じかな??

二階堂はクーラーも扇風機もない場所で、全身真っ赤にして盤の前に座っています。

それも時間がたつと、貧血を起こしているのか青白く変わっていきました。

 

零くんはそんな彼の様子を心配し、一刻もはやく勝負を決めようと攻めていきます。

(一刻もはやく勝とうとするのが零くんらしいですね笑)

しかし二階堂はどんなに攻めても、必死の形相で王が生きる道を探します。

 

ここの二階堂の描写が鬼気迫っていて本当に凄かったです;;

 

眉間をぎゅっとゆがませて、目を見開いて、

勝ちたい!!!!!という気迫に、零くんは一刻も早く勝とう

という奢った考えを恥じます。そして勝つために全力で向き合い出します。

 

二階堂の体調がすごく悪いのがリアルすぎて、

二人には申し訳ないけど早く勝負ついて~;;

と思ってしまいました…。

 

結局勝負は夜までもつれ込み、

二階堂はあがいたものの、詰みが決定的になり投了(負け)。

零くんは、ぽろぽろと大粒の涙を流す二階堂を、

「これからこの子とずっと向き合うんだろう、ずっと」

という心持ちで眺めていたのでした。

 

……ちょっと~~2話ではツンツンしといて

零くんもなんだかんだ二階堂を「終生のライバル★」と認めてんじゃん~~~笑

 

 

そして場面は現在にもどり、いよいよ零くん対二階堂、

プロとして初めての対戦です。

二階堂が気合いが入りすぎて顔が劇画タッチに笑

 

始まると、二階堂が強くなっている、と実感する零くん。

自身も攻めに転じますが、二階堂の思いがけない手に

一瞬「詰んだ?」みたいな表情。

しかし深呼吸して冷静になると、最善の手を指し始めます。

 

多分零くんも自覚はしてなかったものの、

二階堂との対戦が嬉しかったんでしょうね。

だから、いつもなら特別描写がないのに

「冷静に」と深呼吸する零くんが印象的でした。

で、やっぱりちょっとやらかしちゃった★みたいな。笑

 

勝負が進むと、だんだんと二階堂の様子が辛そうに。

あの夏の日のように汗を尋常じゃない位かいているのに、

顔色は真っ青です。

 

「すいません、クーラー効いてますか?」

と立ち上がる零くんに二階堂は

 

「いいよ、桐山」

「こんなの、あのデパートの屋上に比べたら天国だ」

 

とニヤリ。

 

晴信様~~~~~~~~~;;

格好いいよ~~~~!!

 

そんな二階堂に、零くんもまたしっかりと指し合いを続けます。

 

そして、結果は零くんの勝利。

 

う~ん将棋のことがもっとちゃんと解ってたらここら辺もっと楽しいでしょうね;;

どの駒がどう動くかは解るんですが、

いかんせん処理スピードが遅すぎて、

なんで詰むのか全くわからない★

 

棋士の先生方はほんとすごいね~~~~!

 

そしてフラフラあるく二階堂を「はるのぶさま」と優しく迎える声が。

そう、勤続ウン十年★執事の花岡さんです!

 

様子をみるとすぐ二階堂を車に乗せ、

お食事、無茶をなさりましたね。と。

 

すまない、すまない、と謝る二階堂に優しく

 

「良いのです、長い間ずっと病院食では飽きてしまいます。」

と優しく寄り添います。

 

そう、二階堂は幼少の頃から長いこと闘病しており、

なぜあんなに太っているのかというと、病気のせいなのですね。

 

 

 

彼にはモデルと言われている棋士・村山聖さんという方がいます。

幼い頃から肝臓に病を抱え、体はむくんでパンパンでした。

しかし明るい性格で、お茶目だったと言われています。

将棋も東の羽生、西の村山と称されるほどの実力でしたが

1998年、29歳という若さでこの世を去りました。

 

 

東出さんの羽生さん役めっちゃにてますね!!睨みが!!!!

二階堂好きとしては、この映画も見に行かねば…。

 

まだどうなるか解りませんが、二階堂は作品の中で生き続けてほしいです。

 

さてアニメは対局後、川本家へ。

送り盆当日で、零くんはあかりさんに晩ご飯においでと誘われていたのです。

 

送り火をもやし、けだるくてさみしげな雰囲気が漂う川本家に、

零くんは「また辛くなるだけの儀式にしか思えない…」とやるせない気分に。

 

すると、

「コンビニ行ってくる!」

といきなり立ち上がる次女・ひなた。

 

零くんはおじいちゃんに頼まれてその後を追います。

そして、隅田川に向かって

「おかあさんっ…おかあさああああん」

と泣きじゃくるひなた。

 

素直に悲しみをさらけ出すひなたをみて、零くんは、

自分は泣かなかった、どうだったのか覚えてない、と

昔の自分をばんやり思い出します。

 

「それで、よかったんだろうか」

 

 

うーーーーーーーん。

今回のキーワードは「涙」かなあ。

零くんに負けてボロボロと大粒の涙を流す二階堂。

母親の死を真正面から受け止めようともがいて、

泣きじゃくるひなた。

 

 

 

 

零くんは泣きたいことがあったとき、きっと思うままにそうできなかった。

だから二人が眩しくて、考え込んでしまうのかな。

 

零くんの過去についてはまだアニメでは触れられていませんが、

すこーしだけ今回垣間見えましたね。

 

次回はまた二階堂が元気になります★

こうご期待!!

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