なんでこんなことになったんだろうとか、周りの人達は誰もこんな目にあっていないのに、だとかは考えてもキリがないし、落ち込む一方なので、そういう思いには蓋をします。
そうすると、だんだん周りの人達、街ですれ違う人達、と私たちはすりガラスで隔てられたような、別の世界にいるような感覚になってきます。
あ、この感覚知ってる。と思いました。
もう20年ほど前ですが、母の意識がなくなって、もう最後のときを待つような状態のとき、家族や親族が交代で病院で付き添っていました。
その時の病室の中の景色。窓から見える真夏の景色。
この時も、外の世界は別世界に見えました。
その時と同じ状態を迎えつつある夫。私は支えていくことができるんだろうか。