どうも、ある手羽光臨男(名前は日曜日の英訳:サンデー)が提案した週休7日生活に憧憬を抱いているハローダです。
今回は久しぶりに鉄道から路線を切り替えて、マリオ映画以来となる1年ぶりの映画レビューとなります。
その邦題は……
"ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉"
内容としては2000年有馬記念から2001年のクラシック戦線(皐月賞、日本ダービー、菊花賞)で競馬界を大いに賑わせた競走馬「ジャングルポケット」を主人公に「アグネスタキオン」や「マンハッタンカフェ」、「ダンツフレーム」達ら4頭がウマ娘として切磋琢磨し合いながらレースで競い合う、熱血美少女スポーツアニメです。
「世紀末覇王」として2000年の競馬レースを全戦全勝という偉業を成したテイエムオペラオーやその同期、メイショウドトウやナリタトップロード、更には1994年にデビューして朝日杯フューチュリティ(3歳)ステークスを優勝後、翌年の皐月賞を前に屈腱炎で引退してしまった「フジキセキ」が本作のメインウマ娘(登場人物)として活躍します。
さて、ウマ娘映画を見に行った映画館は……
TOHOシネマズ上野です。
「上野」と名乗っていますが最寄り駅は山手線・京浜東北線、都営大江戸線の乗り入れる御徒町駅です。
とは言っても上野駅から御徒町駅の駅間距離は600m程しかなく、上野駅から徒歩でもアメ横を通れば10分程度で御徒町駅に辿り着けます。
山手線や京浜東北線でも1分はかかりません。
なぜ上野(御徒町)の映画館で見るかは後述します。
という事でこの記事の主題である、ウマ娘映画の感想を言います。
公開から3週間が経ち、入場者プレゼントもミニ小説→色紙→クリアスタンドとリピーターを増やすための工夫が行われていますが、ネタバレ無しで語ります。
(ただし公開から1ヶ月が経過したらネタバレを解禁します。ご了承ください。)
ネタバレ無しの感想
今作は1999年のクラシック競馬をモチーフにしたアニメ作品「ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP」(以降はRTTTと略す)とキャラデザ・総監督等制作スタッフが同じであるというのもあり、作画に関しては非常に力が入っています。
背景美術、雷雲、室内の雰囲気、濡れたペットボトルの雫の滴り、レース場の芝草の一本一本の質感などが緻密に描かれ、最後まで退屈しない程作画が非常に美しいです。
かの「君の名は」「天気の子」等で有名な新海誠監督様まで美術目当てでウマ娘映画を鑑賞したと仰るほどです。
レースシーンに至っては予告通り「ウマ娘 プリティーダービー」から「プリティー(かわいい、萌え要素)」が引き算されて、戦闘シーンと遜色ない大迫力で、その凄まじさはまるでキルラキルのようです。
音楽、エフェクト、効果音も劇場映画というのも相まった大音響で、まるで自分がウマ娘の世界に入って、ウマ娘になってターフを駆けているかのような没入感を味わえます。
登場人物について詳しく話してしまうと、ネタバレになるのでざっくりと語ります。
ジャングルポケットは「最強」を目指す熱血スポコンもの主人公で、今までのウマ娘アニメ・漫画の主人公は自分を「私」と言っているのに対し彼女は「俺」と呼ぶ俺系女子。
アグネスタキオンは「タキオン(超光速で移動するとされる仮想の粒子)」の名の通り、ウマ娘の可能性を追求する為の手段を選ばないマッドサイエンティスト。
マンハッタンカフェはTHE・ミステリアスと言える雰囲気の黒きウマ娘。私の推しです。
ダンツフレームはお人好しちゃんで、意外と大きい(どことは言いません)。
テイエムオペラオーは元ネタの馬が2000年に出走した全レースを年間無敗で勝ち取ったのもあり、今作のラスボス、乗り越えるべき存在として描かれています。
フジキセキは…ジャングルポケットの先輩で彼女を導く割と重要なキャラクターで、タナべトレーナーという高齢のベテラントレーナーと共に指導にあたります。それ以上話し続けるとネタバレの塊に触れるのでここまでにしておきます。
映画の余韻に浸るための冊子、パンフレットには作画やスタッフの制作秘話等が書かれているので購入しておいて損は無いです。
何故上野のTOHOシネマズで観たのか
映画の話から線路が切り替わりますが、理由は上野駅で新規の常磐線＆山手線グッズが発売(厳密には先行販売)されたからです。
この日はグッズ購入目当ての方で待機列が形成される程で、私は10時頃に上野駅に到着し、11時グッズ購入の整理券を渡されたので一旦TOHOシネマズ上野までの道程を把握すべく、改札を抜けて御徒町駅まで歩きました。
ちなみに映画自体は11時45分からの上映分を予約したので11時にグッズを購入した後も時間に余裕はありました。
久しぶりの記事更新となりました。間を開けてしまい誠に申し訳ないです。
28日には映画に登場するウマ娘3人(マンハッタンカフェ、アグネスタキオン、ジャングルポケット)が上位賞フィギュアとして登場する一番くじが登場するようなので、全力で引いて参ります。
次回は4月20日の常磐線駅巡り(取手～土浦)の様子をお届けします。お楽しみに！！
See you Next time！！