※この記事は長文記事となります※


どうも!地理特化型学習番組「ブラタモリ」の終了を告げられて嘆いているハローダです!(^o^)/


今回は来月のダイヤ改正でホリデー料金が廃止となり、実質的な値上げが行われてしまうグリーン車を用いて熱海への日帰り温泉旅行に行って参りましたぁ!ヽ(゚∀゚)ノ!(2月11日)


この日帰り旅行に赴いた目的は2つあり、それぞれを掻い摘んで説明すると…

①熱海への日帰り温泉旅行

②2年前の東海道線駅巡りで小田原~熱海間の4駅を巡回した当時は天候不順だったため、2年前のリベンジ旅行(駅巡り)


という2つの目的を同時に達成するのが今回の一連の流れとなります(*•̀ㅂ•́)و✧前回は二兎を追う者は一兎を追わず(荒天にやられました)となりましたが今回は二兎とも捕まえてみせるさ!


駅巡りと温泉特集を一挙に載せると長丁場になるので「小田原~熱海間4駅編(直に書くと長くなるので箱根4駅編)」「熱海編(後編)」の2つに分けていきます。また、本記事は前回の東海道線駅巡り記事のリメイク記事であると共に3月末にNHKの有名番組「ブラタモリ」の終了に伴い、後継ぎを意識して書いていきますので余計なゲームネタは今回から排斥、もしくは減らしていきます。


天気予報も前日の就寝前までに確認し、翌日の晴天が保証出来る予報だったので旅行当日は朝4時半に起床、前日に買っておいたツナマヨおにぎりを食べて5時すぎに自宅を出発して風の如き勢いで東京駅に5時55分に到着!

4・5番線ホームから9・10番線へ破竹の勢いで移動し、すぐさまグリーン券売機に突撃して小田原までのグリーン車料金を購入!乗る列車は6時10分発の東京駅始発・熱海行き729M列車です。



まだ太陽が出ぬ黎明の時…夜のとばりが捲れ、朝のひばりを迎える前、もとい夜明け前なので普通車・グリーン車共に乗車率は低く、快適にグリーン車の席選択を行えました。

私がグリーン車に乗る時は基本的に2階席に乗ってホームに居座る客達を見下ろすという、至上の「愉悦」に浸るという頭オーロラ※1な主義を持っていますが、私自身がグリーン車に乗る機会は実はそこまで多くないです。それに毎回2階席で同じ「愉悦」を味わうのは私の頭が「飽きる」と判断したので今回は1階席に座ります!



2階席の座席が青色なのに対し、1階席は平屋と同じえんじ色です。また1階席にかない設備として天井に備わっているSuica読み込みリーダーの前に読書灯があります。それにグリーン車は走行音やモーター音以外の余計な音が出にくい防音設備も大変優れているので、読書にはうってつけの環境となっております。


朝ご飯の続きとしてパンケーキを食べていると発車時刻の6時10分を迎え、「ドリーム・パーク」の発車メロディと共に東京駅を出発!まだ空は暗いまま…!


ここで軽く沿線の解説を挟みましょう。まずは山手線や京浜東北線といった近距離列車と並走する東京~品川間についてです。


東海道線は東京駅を出発すると新橋品川と停車していきます。あれ?有楽町は?浜松町は?田町は?高輪ゲートウェイは?と思うそこの君。


東京~品川間の東海道線通過駅である有楽町駅や浜松町駅等の4駅は開業当初(1909年~1910年、高輪GWは2020年)から山手線の京浜電車専用の駅として開業し、役割分担が行われてきたので東海道線横須賀線のような中距離列車が停車しません。


それに100年前の東海道本線や横須賀線は汽車を使用していたため、煤煙を吐きし黒鉄の重機関車が短い駅間でいちいち停車する訳にもいかなかったのでしょう。


先程も言いましたが、私がグリーン車に乗る時は高確率で2階席に乗車し、爽快感と見下す「愉悦」を感じていますが、1階席からの景色がこちらです。反射は見過ごしてつかーさい



ホーム床と窓が限りなく接近するので駅のホームを見上げる構図となり、このような迫真の景色を楽しむ事ができます!


あ"あ~駅に踏まれたい(などと意味不明な供述をしており…)



国府津駅の1つ先の駅・鴨宮駅を出発したあたりで富士山が明瞭に見えてきました。やはり東海道本線の旅は富士山を見ないと始まりません。巡礼の鐘を鳴らさない妖精國ブリテンの旅と同じくらい意味が無いです。


熱海に向かうにつれて道中の駅からそれなりの乗降、客の増加はありましたが、グリーン車に乗ってたのであまり気づく事はなく、それを実感するほどのグリーン車の乗車率も増えることなく神奈川県西部のターミナル駅・小田原駅に到着ッ…!!


7時35分  小田原駅到着


発車メロディ「おさるのかごや」を聞くと嬉しくなってつい(身体を動かすのを)やっちゃうんだ☆


…今のは妄言だ、ゆるされよ。



小田原駅のメインとなる出口は市街地および小田原城のある東口ですが、反対側の西口に行った事がまだ無かったので今回を機に撮影しました。東海道新幹線のホームに近い方です。


本当は雲量の少ない空を望んでいましたが、結構な量の雲が空を覆っていましたが、この雲ですら絵にしてしまう程の絶景がこの後に訪れます。


駅の改札を通り抜けた我を待ち構えていたのは…そう、平塚駅は仕送りしてきた。"あれ"を…!



5両編成の熱海行きだ。

普段の三分の一の輸送量しか持たないこの列車ですが、普段使用しない連結部の運転台を使用する運用なので意味があります。

そう…我はこれから小田原~熱海間の4駅…箱根外輪山にへばりつくように点在する、自然と共に生きゆく駅…


噛み砕いて説明するとこれから行く後述の4駅は、観光と景色に特化…要するに都会の喧騒を忘却して、心と体を癒すのにはうってつけの駅…即ち"楽園の四駅"が4つ存在します。


風と土と生命、歌と雨と温泉に愛された理想郷、前回は雨に振られた雪辱を、今ここで晴らさん。


~巡礼の旅が今、始まった~


5両編成の熱海行きで小田原の次駅へ…2分で到着した駅は…




~潮風に吹かれる湊町の駅~ JT17 早川駅


箱根山中を流れる急流河川「早川」の名をそのまま冠した駅で、駅間が小田原から当駅まで1.4kmと短くJR東日本管轄の東海道線で唯一、初乗り運賃が140円で済む区間です。


今回はただ道中の旅の目的地を駅で完結させるだけに留まらず、駅周辺の観光地・ミニスポットみたいなポイントにも寄るという、モンハンで言うところのサブターゲットを自分の脳内で定めました。


早川駅近くの観光ポイントと言えば小田原漁港で、駅から徒歩5分程度で辿り着けるので当駅は「日本一港に近い駅」と言われています。ということで行動開始!



…何故か出先の「記憶」を集めたいがあまりに漁港とは反対側の漁港の駅「TOTOCO小田原」に着いていました。こちらは海鮮料理を取り扱うレストランなので普通におすすめできます。


…が私が来た時は当然営業時間前で、営業開始の9時頃には後述の隣駅に移動している筈なので引き返します。漁港の方(北北東)へ進路を取れ!



…10分後…無事に本来のターゲットである小田原漁港に到着!堤防上には小田原提灯を模した灯台が見えます。(ただ写真だと影になっているので非常に文字が認識しずらいです。)


また、地面にあるマンホールには通常の3倍早く動けるシャア専用ズゴックが描かれています。これは人気ロボットアニメ・プラモデルの金字塔と呼べるガンダムシリーズの生みの親・富野由悠季さんの出身地が神奈川県小田原市である事に因むものです。


これが小田原漁港の様子だ!嗚呼、雲から零れ差す後光が海で生きる者達への祝福に見えて神々しい…!!


後退りして駅へ戻り、次の列車で次なる駅へ、その次の駅はただの駅ではありません、東京方から来た場合だとこれまでの駅とは世界観が全然違う「浮世離れ」という言葉が似合う駅です。



これが青き清浄なる世界…(彩度は落ちてるけどね)薄明光線が降り注ぐ絶景ェェエエ工(仰げば尊死)(ハッピーハッピーハッピー!by猫ミーム)


あぁ~今宵星が瞬いて…って言ってる場合かーい!


あまりの美しさに我が心の中の猫が雄叫びを上げました「(ฅ›ω‹ ฅ) ニ゙ャ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!」


私は水中のシ体に見覚えがありません。


空と海の絶景に脳を焼かれて、存在しない記憶を呟いているうちに列車は「あの絶景駅」に到着します…そう…其れは…



ホームから見える相模湾!もしかしたら今まで通ってきた

ホームの先端は「ホームドアをつけれるなら付けてみて♪」と言わんばかりの狭隘さ!

そしてこの狭さでグリーン車付き15両編成が停まる唯一の駅!

駅のすぐそばには崖(厳密に言うと箱根外輪山)が迫る!



また、この駅は小田原~熱海間で唯一の待避線を持つ駅で、数多の試運転列車や臨時列車を呼び寄せ、誰もが信じ崇める完璧で究極、金輪際現れない一番星の生まれ変わり、絶景と天性の運(良い意味でも悪い意味でも)を身につけた理想の駅…それが…



~幽玄なる崖に浮かぶ、孤高の無人駅~  JT18   根府川駅  


一天四海を望む絶景の駅である事は最早説明不要とも言える、不朽の名駅でありそのミステリアスな魅力は「鉄道開業150周年記念SP」のブラタモリの番組内にてタモリが「日本一好きな駅」として当駅を選定した程である…この恵まれたルックスなのでそりゃ関東の駅百選にも選ばれますわぁ…


また、ラブライブ2期11話「私たちが決めたこと」にも登場し、物語の中での重要な転換点として夕日に包まれた当駅を舞台に号泣必至の感動シーンが繰り広げられます…(因みに中の人はラブライブ未視聴ですしラブライバーではありません)


ただ、当駅の過去は日本に存在する鉄道駅の中では比較的重く、語ると震災ネタは避けて通る事が出来ないので今回は自重します。(1月に発生した能登半島地震を踏まえて)



これは誰かが描いた根府川駅の絵です。文章の中に「手前を遮断する植え込みは、駄目と帰って気づく。ホーム・待合室、そして線路が見えてこそ、海も、2本の桜も生きてくる。そこを変えると、他の駅と変わらなくなってしまう」とありますが、まさにその通りだと思います。


「奇麗な花は山に咲く」ということわざを体現する駅でもある…


前回は天気が悪化したので探索が駅のみで完結していましたが、今回はかつてブルトレの撮影地として数多の撮影者を誘ってきた橋梁に向かおう…!



駅近くのロータリー(?)から見える歩道橋から撮影した根府川駅の美景がこちら、先程よりも雲量が増えましたが、それでも隙間から零れ落ちる光線があまねく人々全てを祝福する、神の恩寵のように見えます…!


巡礼の旅を続けるためにすぐ方向転換し、白糸川橋梁の方へ歩を進めていきます。根府川駅近辺は地形のアップダウンが尋常ではない程に高低差が激しいので覚悟を!



駅から歩いて9分ほどで白糸川橋梁が見えるポイントに到着!この橋梁は3~40年程前まで写真にあるような強風防止柵が設置されていなかったので、絶好の撮影スポットとして数多の鉄道撮影者がブルトレをはじめとする多くの鉄道車両を撮影してきた珠玉の撮影地でしたが、国鉄末期の1986年に余部鉄橋転落事故が発生した事例を受けて、強風による列車の転落および遅延を減らすために現在の防護柵が橋の両サイドに設置されました。景観が多少犠牲になりましたが鉄道に求められるのは「確固たる安全」なので仕方の無いことです。と柵がつけられようが絵になる(思考停止)とは流石「絶景」と云われる…!!


名前に「白糸川」とつくように橋のすぐ下には白糸川が流れており、下り階段のように相模湾に注いでいます。読者の方ならそこで「ある事」に気づくでしょう。


白糸川という川があるなら、駅名にもなっている「根府川」という川があるのでは…?


いいえ、ありません(事実)


そんな迷霧の如き謎に満ち満ちている根府川、その地名の由来は…(ネタバレ注意)







単なる駅名の由来だけであれば当駅付近にかつて存在した、1913年に片浦村発足のために近隣の村の合併と共に廃止された、中世期から存在したという「根府川村」が名前の由来となりますが、地名の由来は流石のWikipedia先生にも載っていないので「JR・第三セクター 全駅名ルーツ事典」で探したところ…



この地を切り拓いた開拓者である「根府川太郎」の名前に由来するという…まさかまさかの人名由来…!!


流石にこの名前の由来を知った時は2部6章のオベロンやアルキャスの真名を知った時ぐらいの衝撃を受けました。


これは与太話中の与太話になるのですが、根府川駅から真鶴駅のルートは1972年まで「赤沢隧道(ずいどう、「トンネル」の古語)」とそれに繋がる断崖絶壁の道という現在よりもさらに相模湾沿いの道(以後旧ルートと呼称)を通っていました。その赤沢隧道は落石事故防止の為に造られ、海側にいくつかの窓がある…通称:めがねトンネルとして親しまれた隧道、旧ルートですが絶景には危険が憑き物。赤沢隧道の地盤はかなり不安定だった為に後付けで幾度となくその場しのぎなトンネルの補強工事が行われましたが、補強工事より劣化のスピードが勝ってしまったために「この道を使いつづけると再び列車転落事故が起きるだろう」…そんな危険な酷道と判断し新しい線路、現在の軌道が造られた理由となります。 


赤沢隧道を含む旧線の廃線跡は今でも残っていますが道なき道を通る箇所があり、行き方次第では足を踏み外す危険性があるので、行く際は自己責任でお願いします。

…例のミームのヤギの如きマシンガントークを繰り広げた後は次なる駅へ…!


東海道線の小田原~熱海間はどの区間も自然に溢れ、緑と海を同時に摂取出来るので我が心の中の猫も「チピチピチャパチャパドゥビドゥビダバダバマヒコミドゥビドゥビ

ブーンブーンブーンブーン(通称チピチャパ猫)とノリノリになる、休養するのにはもってこいの区間となります。

東海道新幹線だと刹那的な速さで通過してしまいますが、先程挙げた白糸川橋梁付近ではほんのわずか、地上に出るので一瞬だけでも相模湾の景色を見る事が出来ます。


~大地を象る鶴へと至る"美"の町~ JT19  真鶴駅


「東洋のリビエラ」「東洋のアマルフィ」などの異名を持つスキューバダイビング発祥の地でもあり、初日の出の名所として有名な真鶴岬(三つ石)といった景勝地(かながわの景勝地50選にも選ばれている)の最寄り駅で、快速アクティーが登場するまでは特急「踊り子」の停車駅の一つでした。


駅構内のコンコースに三つ石を模したオブジェがあったり、かつては砕石貨物列車が発着していたりとやたら「岩石」に縁が深そうな真鶴界隈ですが、まさに正論!ンンンン~!


駅周辺にある地域名にも「岩」どストレートにあるように、この近辺は江戸城等の建築にも使用された「本小松石」という品質の良い石材の採掘場がありました。その本質は10~1万年以上前、箱根山から流れ出た溶岩である…


当駅のNEWDAYSは駅弁を売っている店で、一昨年訪れた時に駅弁は売っていなかったのですが、3連休の中日ということもあり幾つかの駅弁が売っていました。


駅を出て意味深な岩の切り跡をスルーし、右に進むと…東海道本線の歴史を語るモノが…



こちらにあるように、東海道本線が開通する前の小田原~熱海間(当時は熱海線)には「豆相人車鉄道」という軽便鉄道が通っていました。名前の通り人力で車両を押して進む鉄道(?)で、定員6人の客車1両を車夫2~3人で押して進むという妖精國ブリテンでも見られないような原始的<プリミティブ>な鉄道で、所要時間は片道4時間かかりました。急な勾配等地形が険しいところ等では中~下等利用客が他の鉄道会社よりも高い運賃を払っていたにも関わらず、上り坂に差し掛かると「客車が進まないな…そうだ…そこの客、降りて車押すの手伝えゴラァ!」※2 と言わんばかりに客車の後押しを手伝わさせられたり、客車が勢い余って転倒する事がありましたが…。


とは言っても白化が進みすぎて読めないとかそういう次元では無く真  っ  白  で  す。Huh?な猫(ミームのあれ)の気分です。




こちらは植え込みに飾られた千羽鶴。こういう植物を引き立てるような装飾のやり方は「美」の意識を重視する真鶴町の方針が現れていて好きです。震災時に送られるのはよく「紙屑だろ」と罵られますが薪にしたりするなどの申し分程度の使い道はあります。


本来なら岬の方にも行ってみたかったのですが、後述する豪華列車が熱海方面にやってくるとの事なのですぐさま隣の湯河原駅へ…ほどなくして駅に到着し、ホームに降りると…




こんなおもてなしは~は~じめて~(一昨年の夏に来た時は駅のベンチに座布団が敷かれてなかったです。)


よくある駅の硬いベンチにワンクッションを挟んでくれる駅は希少なので、こういった温泉地の最寄り駅以外にも東京のターミナル駅等にも普及されて欲しいと思っています。そんな湯河原駅からのおもてなしを賜り、少しだけ座った後は駅構内を散策し…改札から出る!



~咲ける梅の花は温泉を沸かす、"四季彩"の町~  JT20   湯河原駅


我が国最古の歌集・万葉集(7世紀後半~8世紀後半の歌集)に唯一、出湯の記述が記された温泉地として有名で、特急"踊り子"の停車駅の一つである。同人誌・イラストの温泉シーン妄想が大変捗る駅の一つ。


「足柄の土肥の河内に出ずる湯の 世にもたよらに子ろが言はなくに」ー万葉集より、湯河原の記述ー


隣接する熱海と同様の温泉地ですが、熱海が若者向けの温泉地なのに対し湯河原は「大人の隠れ家」とも言える温泉に特化したエリアとなっています。


改札口を抜け、駅前に出るとアニメ「鬼滅の刃」と湯河原温泉がコラボした記念か、甘露寺蜜璃と時透無一郎の立て看板が設置されていました。(現在は終了済み)



祝福あれ、祝福あれ、「あの厄災」からの復興を象徴するかの如く誕生した駅の、白寿をー 


駅構内に設置されてある湯河原温泉発見の伝承に基づいたたぬきの木彫りには「湯かけ祭り」と描かれた白い着物が着せられていました。



駅ホーム上にある(東京からの距離が)99キロポストと駅開業99周年を掛け合わせた粋な計らいが施されていました。


そんな湯河原駅も今年の10月1日で開業100周年即ち百寿です…!


駅を出た後は西村京太郎記念館等のちょっとした観光にふらっと行きたかったのですが…高貴なる刺客は突然現れるもの、そう、それは…四季島だ。


四季島が湯河原駅を通過しているのを見た私は、足を早めて駅へと戻り、熱海駅へと向かった…!


そう、四季島を追いかける為に…!


注釈


※1:ゲーム「Fate/Grand Order」の章節の1つ「妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ」に登場するキャラの一人。当章に登場する派閥「風の氏族」の長を務める妖精だが、物語中の奇抜な行動や発言によってこのあだ名が話題となった。


※2:想像上の台詞です。実際に使われた訳ではありません。


この記事は旅行日である2月11日の翌々日に執筆を初めましたが、記事にどんなネタを入れるかの妄想が捗りすぎて気がついたら2月末日(うるう年なので2月が1日長い)になっていました。あまりにも時間をかけすぎたのでダイヤ改正1週間前までには後編熱海編も書き終えたいと思います。


つづく