ただ、なんとなく | ハルノートのボーカルの津田の日記

ただ、なんとなく

久々に散歩。

最近は、音楽を全く聞いていなかった。
iPhoneで聞いているのは、もっぱら、バナナマンのpodcastだ。
最近耳にする音楽と言えば、TVから執拗に流れる女性K-POPグループ、秋元康プロデュースの某大所帯グループ、そして、着信音のSpangle Call Lilli Lineのveek。

歩きながら、久々に音楽を聴く、iPhoneはシャッフルにして。

止まれば、ひとつ、ひとつ、しっかりした人生もあるであろう、無機質な車の流れ、急ぐ人、ゆっくり歩く人、曲間に聞こえる自分の衣服の擦れる音、赤から青になり、また動き出す車の流れ。

その、めまぐるしくも、とまることなく、進んでしまう、時間の流れ、のなかに、僕という、物体は、確実に、居る、世界のひとつ、として。


世界は狭い? そうは思わない。

僕が死ぬまでに触れるもの、感じるもののなかで、例えば、地方の知り合いとたまたま会う、などの時に世界は狭い、と感じることは確かにある。しかし、その瞬間にも、自分では測りきれないこと、処理しきれない情報なんかが、各地で飛び交っている。知らない世界の伝わるはずもない、理解することもない情報は、測りきれない数あって、そんな中で世界は狭いなんて思えない、自分の中の世界というものが狭いだけ。

世界は狭い。


そんな眠れない夜にバカのように考える事を思いながらも、足は進んでいく。

途中、電柱の下に置かれた花と、ピースライトを見つけ、足を止めてみる。
よくみると、火の点いた灰が長くなりもうすぐ消えそうなタバコが1本と、目撃者求むの看板。
そのピースライトから1本取り出し、火を点けて、消えそうなタバコの隣に置いて、また足を進める。

空が薄い青から薄い赤に変わってきた。

その薄い赤が薄暗い夜に変わり、走る人のジョギングシューズの反射する光、散歩されている犬の眼光、ネオンライト、車のへッドライト、テールライト、旅はまだ終わらない。

不思議と疲れない。


今日はもうおやすみ