
平成15年7月30日、NHK出版にて発行された、
「ヒロシマはどう記録されたか NHKと中国新聞の原爆報道」
今日、図書館で借りて、娘が昼寝しているので2時間かけて読みました。
6冊まで借りられるのですが、子供に絵本を3冊借りているから3冊返して、3冊借りてきました。この本と、「アスペルガーを生きる子どもたちへ」と「発達障害の君を信じてる 自閉症児、小学生になる」を借りてきました。
小学生のときから本が大好きな私。
原爆関連の本や写真集も読んだことがあります。
今回の原発事故で、再び原爆関連の本を読んで勉強しています。
生半可な知識で、放射能について誤解をしたくないのです。
ネットで溢れる個人からの情報、政府が流す情報、TVが流す情報、新聞が流す情報、海外の情報。
それぞれの色眼鏡をかけた情報から、真実を選り分けて自分に納得のいく形で知りたい。
そのためには、自分の中にもある色眼鏡を、少しでも透明にして、生きていきたいのです。
悲壮感漂わせて、ではなく、冗談も言いつつ、少し明るくね(^_^)
さて。冒頭の本ですが。
342ページから、原爆報道の50年について書いてあります。
原体験としてのヒロシマ→平和もの→被爆者-被曝者-ヒバクシャ、と、とらえたヒバクシャもの(チェルノブイリを契機に)と広がっている活動、そしてマンネリ化、形骸化、夏だけの季節報道になった例も少なくない。と書いてあります。
また、354~355ページに、被曝して生き残った人のうち、高いレベルで放射線を浴びた2万人の人が昭和22年から2年に1度、研究所で検査をしているというのもこの本で知りました。血液、レントゲン、心電図、爆心地からの距離、角度、家の中に居たのか外に居たのか等、被爆線量が付き合わされ、臓器別にデータが蓄積されているそうです。
また、ガンで亡くなった被爆者は病理解剖され、組織を研究の標本として捧げる。被爆から41年も続けている、広島の人々の人類の未来に対する無償の行為である。とあります。
シーベルト、などの数値はこの本には書いてありません。
でも、日常にも放射線は溢れていて大丈夫だ、などと詭弁を言う前に、核を平和利用とはいえ扱う人間として、何ミリシーベルトでどのような症状が現れるか、「なぜそのようなデータがあるのか」思いを馳せて欲しいです。
池上さんが言う、被爆は被曝ではない。それは当然です。
ただ、放射線被害は二次被曝、原爆症、として起きた事実。
冷静に対処できるよう、ただの数値の発表のみでなく、予測される危険や対処方法、覚悟を国民に発表して欲しいです。