昨日は表参道ヒルズに用事がありまして。
せっかくだからその前にチョイとArtな時間をと、草間彌生展 を見に WATARIUM 美術館 に行って来ました♪
実は私、草間さんの展示会をちゃんと見に行くのはコレが初めて。
しかも今まで見た事のない60年代の若かりし草間さんの作品展!
チケットは大人1000円だけど、ペア券だと2人で1600円とちょっとだけお得になります♪
しかもこのチケット、会期中は何度でも使えるフリーパスo(^▽^)o
何故か水玉好きなワタシ、当然のように(?)草間さんの水玉Artやデザインは大好きだったんですが、、、
この展示会でただ『ステキ!お洒落!』と思ってたその水玉のルーツを知る事になりました。そこには彼女に潜む計り知れない闇がありました。
少女時代より幻覚や幻聴、強迫神経症を患い、彼女は他者の眼には映らないその光景をキャンバスに描き出す(吐き出す)事で彼女自身を保って来たのかな。。。
実際、最近のインタビューでも『絵がなければとっくに自殺していた』と彼女は云っているし。
今回見た60年代の草間さんの作品群。
POPな要素も入ってますが、ワタシの主観的な感想は『痛み』『恐怖』でした。
絵画やオブジェ、当時の写真や文章の展示やビデオ放映がされていたのですが、そこから発せられる『痛み』『恐怖』は強烈だった。涙が出た。
でも、年数を経る毎に彼女の作品も変わっていっている。
それは完全ではなくても少しずつでも、その時その時の『痛み』『恐怖』を作品へコンバートし続けた事で消化していった証なのではないかと思う。
今、80歳過ぎの草間さん。
どうか心に平穏を、と願わずにはいられない。
今回の展示会で、草間さんの作品がより好きになりました。
また、フラリと訪ねてみよう。
