あの頃、私は幼すぎて。
幸せの意味さえ知らずに、
無我夢中で手探りしてた。
探りあてた幸せは、
手にした途端、砂のように、
指の隙間から少しずつ、
こぼれ落ちていった。
広い集める余裕なんて
私にはなかった。
ささいな事で
隙間は広がるばかり。
砂は減ってく一方。
苦笑いを笑顔に見せて、
誤魔化しながら涙流して。
それでも一緒に居たかった。
貴方が私を必要としてないの、
心のどこかで分かってたのに。
でもね、ふと手を開いたら、
幸せの砂が残ってた。
それが今の相方君だと、
私は信じてる。
もうね、砂は落ちないよ。
手を繋いでいるから。