「化粧品は肌に悪い」という意見もあれば、「肌断食をしたら肌荒れがひどくなった」という意見もあり、結局のところ、どっちが正しいのかわからないという人は多いのではないでしょうか。こういった問題は、基本的には個人の肌の質感の違いによって起こるものであって、「化粧品との相性がいい人」もいれば「化粧品との相性が悪い人」がいるだけということで、肌断食にしても「乾燥肌の人は肌断食には向いていない」などの個々人の違いによって向き不向きが決まってくるのですから、無責任な言い方になるかもしれませんが、こればかりは一人一人が実際に自分の肌でそれぞれの方法を試してみて、肌がどういう状態になるのかということを経過とともに観察していくしかありません。スキンケアなどの話が難しいのはここにあるのであって、「一概にそうとは言えない」ということを理解していないと、情報にイタズラに翻弄されることにしかなりません。「あってないな」と思ったらすぐにやめるのがスキンケアの鉄則。「私だけ効果がないんだけど」などと悩むのはあまり意味のあることではありません。