将棋 | 片付かない部屋のアトリエ

将棋

かねてから、将棋をやってみたいという思いはありました。

祖父の形見分けで、とても高価な将棋盤と将棋の駒が家にあるのです。

そして、近年は、三月のライオンの影響もあります。

そして、先月か、最新刊が発売された時期に、はじめて見ました。

まずはルールから。

小学生の頃(アメリカ西部に在住していた頃)は、毎日のようにチェスをやっていたので、

似たようなボードゲームかと思い込んでいましたが、

実際は全然違いました。

取った駒が使える点が特殊だとは聞いていましたが、

それはコンピュータが読みにくいという文脈での知識だったので、特に意識していませんでした。

対戦してみて、あっという間に自陣内に敵が出現して、どんどんと手駒が減らされ、

あっという間に詰まされてしまいました。

3月のライオンで主人公(棋士)と女の子が相当駒の数を落として対戦するシーンがありますが、

駒が取られた瞬間、敵の戦力になり、かつ忍者のように(二歩以外)ドコからでも出現してしまうのです。

それに、敵陣で移動すればすぐになって、動きの幅が増えたり変化します。

結果、初心者の私にとっては、覚えるゲームでした。

何度かさしてみて、強固な定石があることを感じ、序盤(数手まで)は200通り(場合わけして)くらいの動きを暗記してしまった方が楽に勝てるようになります。

それは、とっても作業的で、子供の頃に慣れ親しんだチェスのように自分の頭で考えている感覚がないのです。

強い人の一手の意味を考えることには頭を使いますが、それは理解しようとする努力で、自身の戦術を練る楽しみは初心者の私には感じられませんでした。

定石をしらないと十数手であっという間に終わってしまうので、

試行錯誤しながら上達するという経験がしずらいように感じました。

ただし、それは将棋に限った話ではなく、

単純にボードゲームに触れる環境に原因があると思います。

私がチェスに触れたのは子供同士の遊びの中でした。

たまに強い大人と遊んで、戦術を盗んで、子供同士の対戦にバリエーションを与えながら成長していきました。

将棋にも同様の触れ方をしたならチェスと同様に自分で考えている感覚を得られたかもしれません。

うちの家系(父方)は比較的ボードゲームが得意な家系のようなので、

自分もすぐに楽しく将棋がさせるようになると思っていましたが、甘かったです。

この年(成人年齢以上)になると、勝つためには自分で戦略を考えて試行錯誤を繰り返すより、

資料に触れて、知識で打つ感覚です。

もしかしたら、三月のライオンの主人公のように、日がな一日盤に向かって思い悩んだりしていけば、

自分の頭で考えられるようになるのかもしれません。