I left my heart in San Francisco (part 3) | 空乏層のブログ

I left my heart in San Francisco (part 3)

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やっと霧が晴れたので、アルカトラス島越しにサンフランシスコ湾南岸の街が見えてきた。若い頃、随分と街中を闊歩したものである。社会人になって初めての海外出張だったから、見るもの触れるものの全てが新鮮で、繁栄の国アメリカの息吹が心地よかったのだろう。ダウンタウンでゲイに声をかけられても楽しかったくらいだ。

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南岸からアルカトラス島を望遠レンズで見ると、こんな風に見える。確かに昔の牢獄の島といった感じだ。クリント・イーストウッドやショーン・コネリーが活躍した牢獄島、昔、アル・カポネが実際に収監された終身刑極悪人の刑務所でもある。今は現役を引退した観光名所だそうだ。日本では網走刑務所が人気スポットになっているとか、真っ当な生活をしている観光客だからこそ、有名な刑務所を観てみたいと思うのかもしれない。困った風潮だ、・・・。さりながらそういう私も、わざわざこの様な写真を110ミリの望遠で撮るのだから、人のことは言えない。東京の府中にも刑務所があり、高い塀の横を車で通過すると、なんとなくいや~な気持ちになる。それが、アルカトラスを見ると、少しも嫌な気がしないのは、きっとサンフランシスコという街の持つ雰囲気がそうさせているのだろうと思う。湾の南岸から中央に向かって少しせり出した港町がサンフランシスコ・シティである。次回はいよいよ港町を一緒に歩いてみようではないか、いったことのある諸氏も懐かしき旅の一コマを思い出してみてはいかがかと、・・・。♪I left my heart in San Francisco ~