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流産は誰にでも起こり得る


寒くなると、冬に亡くした

お腹に宿った命の卵のことを

思い出します。



今年の1月半ば

結婚2ヶ月ころ、

自然妊娠いたしました。

こっそりアプリで管理して、タイミングを狙ってましたニヤリ


こんなに早く授かれると思っておらず、

「まだ流れちゃうこともあるから、あんまり喜ばないでおこうね」

と話しながらも妊娠したら読む本を購入してみたり、わくわくしてました。ニコニコ


ただ、私が仲良くさせてもらっていた

前の会社の先輩2人も同じくらいの年に

結婚、妊娠したのですが、

どちらも流産を経験されており、

「流産」というものは、

私にとってはとても身近なワードでした。


職業がら、放射線による

被爆のリスクがある業務も担当しているため

上司や一部同僚には妊娠したことを報告し、放射線業務から外してもらったりなんかして、準備も少しずつやっていたところでした。



妊娠5Wあたりで、産婦人科にいき、

胎嚢を確認。

その時に先生から

「…がんばりましょうね」

と、なにやら含みのある言い方をされたことに、

僅かな違和感があったのですが…

今になって思えば、もしかしたら、何か先生はわかっていたのかも、

しれないなーと。


2週間後の診察を予約して数日後、

職場で朝トイレにいくと

僅かに出血が…驚き


え、大丈夫なの、これ…驚き


と思いつつ仕事をしようと思いましたが、

もう頭の中がパニック

まったく仕事が手につかない


病院に電話すると、

「すぐに来て下さい」

と。


結局、妊娠報告していた上司はお休みだったため、妊娠を伝えていなかった他の同僚や上司にも、早退するために理由を説明するはめになりました。


病院では、

「胎嚢の形が崩れてきているかも。授精はしたけど、

成長はしてないのかもしれないね。

初期の流産はよくあることで、

赤ちゃん側に問題があります。数日は安静にしてて、成長するか、みてみましょう。

でもこの時期は安静にしてても、

そうでなくても結果はあんまり変わらないんですよ。仕事もしていいですよ。来週また来てね。

出血してても、その都度来なくても大丈夫ですよ」

と。


この時点で

妊娠の継続は難しいんだなって

分かっていました。


でも、家で安静にしてても気が滅入るばかりで

しんどくて、

母親に泣きながら電話して、実家に2日帰りました。


実家に帰ってからも

排便などで息むと、たらーっと出血。

少しずつ受け入れていけたと思ってました。


次の診察日の前日、仕事中も

腰痛がひどく、あまりにも酷いので、ottoに迎えにきてもらいました。コタツでぐたーっとしてたら

急にドバっと出そうになって

トイレに駆け込み


便器に胎嚢だろうと思われる赤い塊が出てきました。

正直、掬い上げる気にはなれず、

そのままトイレに流しました。

腰痛は、子宮が胎嚢を出そうと収縮していた痛みだったんですね、きっと。


ごめんね、ほんとにごめんね


と思いながら

リビングにもどってottoに

「たぶん出てきた。」

と報告しました。

ottoもどうしていいか分からなかったと思います。

「そっか」とだけ。


その日からだったか、次の日に

先生に「キレイに出てきてくれたみたいですね」

と言われてからか…

いや、職場の上司と母親に報告してからか、

涙が止まらなくなりました。



長くなるので、一旦切りますにっこり