こんにちわ。皆さんお元気ですか?コーネリアスです。今回は、日本の歴史の話、江戸時代の鎖国についてお話ししたいと思います。読者の皆さんも学校の歴史の授業なんかで習ってるんでよくご存知かと思います。当時の徳川幕府が清国(中国)とオランダとのみ長崎の出島で交易し、その他の国々とは交易をしなかった、お付き合いしなかったというものですね。で、学校で教わる時、その先生にもよるとは思いますが、この鎖国というものを何かネガティブな事、あまりよろしく無い事、若しくはそんな事したから日本は世界から遅れをとったのだというような観点から教えていませんでしたか?実は、ボクはそうでした。つまり、江戸時代に日本は鎖国した為に色んな事を海外から取り入れる事もなかったので、結果色んな分野で大きく遅れをとった。そのツケが明治になって返って来た、みたいな解説でした。なので、私も長い事そうなんだろうな、なんて思いながら生きて来ました。でも考えてみれば、そもそも江戸時代って、250年近くあったわけですよね。日本歴史の中でもとても長い時代ですよ。でも、学校の教科書では、軽く流す程度の教え方だと思いませんか?『それは、あなた、江戸時代は特に何も無かったからしょうがないじゃない』、なんて反論がありそうですが、よく考えてみましょう…特に何も無い平穏な時代が250年も続いていたとすれば、そっちの方が凄い事じゃないですかね。だから、普通は、じゃあ、どうしてそんな平穏な時代が築けたの?と考えるのが当然じゃないですか?最近になって、実は江戸時代って結構凄かったんですよと言った動画に出逢いました。この動画の主は、三浦小太郎さんという人です。この人は、『新しい歴史教科書を作る会』という組織の理事を務めている人でもあり、日本史を色々研究している方です。で、この方が色々な過去の文献・資料を調べてみたところ、教科書に載っていない、全然違う事実が分かったのだそうです。それも、当時の日本を評価しているのが、同時代の外国人であるという点です。客観性があると思いませんか?話の中にグローバリズムの話も出て来ます。今考えれば、トランプ政権下で彼が取っていた戦略、あれもある種のアメリカ版鎖国政策に近いものを感じます。勝手な推測ですが。だって彼が闘っていた相手がまさにそういう相手だったと思うので…まあ、ボクの下手な解説よりも三浦小太郎さんの語りをどうか聞いてみて下さい。おそらく目から鱗です…話の中に哲学者カントやフィヒテも登場して来るので、哲学に関心ある方にもある意味必見かと思います。下記に添付しています。

三浦小太郎氏

 

神谷宗幣氏との対談動画

 

 

著者 小堀桂一郎教授

小堀桂一郎氏→東京大学名誉教授、明星大学名誉教授 専攻はドイツ文学、日本思想史