先日、おなじトリマーである古い友人と
話していた時に
〈 イヌの犬種スタンダード 〉
の話題になりました


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ようこそいらっしゃいませ(`•∀•´)✧


純血犬種であれば必ず
〈 犬種スタンダード 〉に沿った
個体を広めることが

〝犬種〟の存在意義を示す
何よりの行動だと信じている

グルーミングサロン【Kelev(ケレヴ)】代表
谷口いづみ(イヅミナティ)です




その友人と知り合ったのは約25年ほど前

彼女は私より数年あとに
トリマー養成学校へ入学してきて
私たちはそこで知り合いました


知り合った当時、彼女はシーズー2頭と
チワワ1頭を飼っていましたが

トリマーのライセンスを取得するために
さらにトイプードルを2頭と
ミニチュアシュナウザーを1頭飼いました


つまりシーズーとチワワは入学前に
プードルとシュナウザーは入学後に
飼い始めたということです


先日の〈 犬種スタンダード 〉の話題で
彼女は自分の体験談を話してくれました


「 入学前にアクビちゃん(←チワワの名前)を
ペットショップで見たとき

〝なんて可愛いんやろう♡〟
って思って買ったんやけど

学校に入学して
スタンダード習って本当のチワワを知ってから
アクビちゃんを見たら

〝あれ?なんかちがう・・・〟
ってなったわ(笑) 」


って(笑)




私たちは付き合いが古く
お互いに遠慮ない〝もの言い〟ができる仲ですし

さらに二人ともプロのドッググルーマーとして
誇りを持っていますので

未熟だったころの体験談を笑い話として
語り合ったりすることが多々あります


私にいじられると彼女はいつも笑いながら
「アクビちゃんは
あのブッサイクが可愛かったからいいの(笑)!」

と言っていましたが
たしかにね
その通りなんですよ


いっときでもその子を可愛いと感じて飼い始め
その子を変わらず魅力的なわが子として

一生可愛がって育てるのは
飼い主の当然の責務です


けれど、イヌのプロの道に進んで
ブリーディング( 繁殖 )も何度も経験している
彼女はこうも言いました


「チワワを繁殖するとしたら
アクビちゃんみたいな子は
絶対に作らない」




無知な頃に出会った我が子が
犬種スタンダードに沿わないからと言って
「要らない」と感じるのは甚だしい間違いですが

犬種スタンダードを知らない時の自分の〝目〟と
知った時の自分の〝目〟は明らかに違いますし
決断も当然変わるでしょう


彼女も私もたくさんの経験をして
犬種スタンダードを知ることとなりました


これからは皆さんにもっと広く発信をして
さらに多くの人に犬種スタンダードを
知っていただきたいです



もちろん自身の知識を更新していくことも
忘れません


犬種スタンダードが
定まっていなければ
犬種の意味がなくなります


犬種スタンダードに沿った子を
繁殖しなければ

犬種の姿かたちや性格が
消え失せます




いまあなたのとなりにいる子が
アクビちゃんみたいでも全然構いません


その子は〝可愛い〟〝かけがえのない〟家族です


私が強くお伝えしたいのは
〈 次に迎え入れる子 〉のために
〝目〟を養うこと


世の中の
〈 純血犬に関する共通認識 〉
を増やすこと



たかがイヌの業界と思われる方も
おられるでしょうが

私たちはこの業界にプロとして
真剣に向き合っています


どうか皆さん
〈 犬種スタンダード 〉を
知ってくださいね




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