〝おじろく〟〝おばさ〟
という言葉を知っていますか？
かつて日本にあった忌まわしき風習です
長男のみが
その家の後継者としての権利と権力を持ち
もてはやされていた時代のお話です
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ようこそいらっしゃいませ(`•∀•´)✧
ふたり姉妹の次女として生まれ
顔も成績も良い姉の陰で
いつも劣等感を抱いていたけれど
〝比べない両親〟のおかげで
何とか頑張ってこれた
グルーミングサロン【Kelev(ケレヴ)】代表
谷口いづみ(イヅミナティ)です
〝おじろく〟〝おばさ〟というのは
長男が生まれたあとに生まれてきた
弟や妹のことを指します
彼らは生まれながらにして
〝奴隷〟のような立場で
食事など生活に最低限必要なものは
約束されますが
戸籍にも〝厄介〟と記され
恋愛や結婚もできず村の行事にも参加せず
一生を家庭内の労働力として
過ごすのです
そんな彼らは声をかけられても会釈のみで
感情表現がほぼなく無気力だったそうです
これは現代のブラック企業と似ていると
言われていますが
繁殖屋(←優良なブリーダーではなく
知識も意識も低い劣悪な繁殖を
繰り返すヤカラ)の犬たちもまた
これに非常に似ているのです
繁殖屋の犬はグルーミングしていても
しっぽを振ることもなく
こちらに興味を示すこともありません
まさに感情を無くしたかのように見える
子たちばかりです
ペットショップに並んでいる可愛い子犬たちは
そんな無機質にならざるを得ない
環境に置かれた親犬から生まれた子たち
かもしれません
子犬たちは必ずしもみな
ペットショップで作られているわけでは
ありません
よその劣悪繁殖場で作られ
オークション会場でセリにかけられ
長距離輸送されてきた場合もあり
ペットショップとその繁殖場のあいだに
確固たる信頼関係が築かれている保証は
どこにもなく
皆さんが
ペットショップに並んでいる子犬たちを見て
最良の環境で育てられた親犬から
生まれたかどうかを判断するのは
非常に難しいと言えます
そしてさらに、そのような
無機質にならざるを得ない親犬から
生まれた子犬を購入するという行為は
結果として
劣悪繁殖場の経済状態を
支える行為に
ほかなりません
「この子！」と決める前に
しっかりと
その子のルーツを調べること
不明瞭な箇所がある場合は
購入しないこと
こういった動きを皆さんが心がけることで
〝繁殖屋からの
無機質な保護犬〟は
ゼロにできるのです
みんなで実現しましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
【Kelev(ケレヴ)】での
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