〈 飛脚(ひきゃく) 〉ってご存知ですか?
江戸時代に存在した〈 輸送業者 〉で
江戸(東京)から大阪までの約500kmを
70時間、つまり3日足らずで
移動していたといわれています
佐川急便さんのトラックに描いてある
〝アレ〟です(笑)
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ようこそいらっしゃいませ(`•∀•´)✧
昨日、兵庫県三田市まで行き
約1時間半山歩きをしたけれど
筋肉痛は今のところはなく
持久力と脚力にはまだ少し自信のある
グルーミングサロン【Kelev(ケレヴ)】オーナー
谷口いづみ(イヅミナティ)です
飛脚はなぜ、そんな距離を走り続けることが
できたのでしょうか?
ヒントのひとつは
〈走りかた〉です
飛脚は
右手と右足、左手と左足を同時に出す《ナンバ走り》
という走法で、
疲れることなく
走り続けることができたそうです
実際、佐川急便のトラックに描かれている
飛脚の絵も
ナンバ走りをしていますね
この走り方、
ふつうに考えたら不自然に見えますが、
実は動物たちの中には
実際にやっている種類もある走り方なんです
なんの動物か分かりますか?
こたえは
〈キリン〉〈ゾウ〉〈ラクダ〉〈馬〉です
( ※ 馬は用途によります )
そして、犬の中にも
このあるき方を特徴とする種類がいるんです
それは
〈オールドイングリッシュ
シープドッグ〉
という種類です
いま挙げた動物たちには
共通点があります
それは
《 長距離移動をすること 》
《体重が重いこと》
右の前後肢、ひだりの前後肢を
それぞれ同時に出す歩き方を
〈 側対歩(そくたいほ) 〉というのに対し
私たちが通常歩くときにやっている
左右対角線で動かすあるき方は
〈 斜対歩(しゃたいほ) 〉といいます
四足歩行で斜対歩(しゃたいほ)は、
大きく脚を使うと
前肢と後肢がぶつかってしまいます
そのため、
前への踏み込みを大きくするのではなく
上方向に大きく体を使う走り方になるので
長距離移動には向きません
側対歩(そくたいほ)は
蹴り出した肢と反対方向にジャンプをし
着地と同時に反対方向にジャンプするという
〈 横方向の重心移動 〉をすることで
上下の揺れを少なくし
肢への体重負荷も減らし
さらに蹴り出した力を最大限
〝進行方向〟に流すことができる
というわけです
〈オールドイングリッシュシープドッグ〉
という犬種は
ほかの牧羊犬、
たとえばボーダーコリーのように
激しく羊を追い立てるという仕事ではなく
牧場から市場まで羊の群れを護衛しながら
ついて行くという仕事をしていた犬種ですので
持久力を必要とします
それぞれの犬種が作り出された歴史や沿革・用途などを勉強すれば
その犬種が外見的・性格的にどうあることがその犬種らしいか
というのが見えてくるのです
こういった〈沿革〉〈歴史〉〈用途〉は
すべての純血種に存在します
〈 プロ飼い主 〉になるために
少しずつ知識を増やしていってくださいね(*^^*)
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ちなみにめっちゃ余談ですが
飛脚の食事は実に1日2食
玄米おにぎりと梅干しと漬け物のみ
だったそうで
ドイツ人の医師が飛脚に
肉のほうがスタミナがつくだろうと
食べさせたところ
逆に飛脚は疲労困憊して
走れなくなってしまったそうです
これ、むかし日本の漢方医学の権威の先生に
聞いたことがあるんですけど
漢方では五臓六腑って言いますよね
この〈腑〉ってのは、大腸・小腸・胆(きも)・胃・三焦(さんしょう)・膀胱(ぼうこう)の六つで
消化器官すべてが含まれるのですが
日本人が、この〈腑〉に〝肉〟を取り込むと《腐る》って字になるので
日本人のからだには肉食が合わないと
されているそうです
飛脚つながりで全然カンケーないことまで
言っちゃいましたが
もし「へぇ〜(๑º△º๑)!」と
思っていただけましたら
〈側対歩(そくたいほ)〉の話題ともども
誰かに伝えていただけると嬉しいです♡
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