「うちの子、トイプードルなのにすごく大きくて、体重も6kg超えてるのよ〜」
というような飼い主さんは多い
私は大型犬を3頭飼っていた経験から、小さいわんこよりより中型犬以上の大きさのわんこの扱いのほうが性に合っているので、大きいサイズのプードルはめっちゃ好みである
骨折などの心配も少なく思いっきり遊べるし、何より足元にまとわりついてきた時などに勢い余って足が当たってもワンコがぶっ飛ぶ心配がない(笑)
そんなプードルの〝サイズ〟
一般家庭で飼うぶんには〝可愛ければ大きさなんて関係ない〟けれど、自分の愛する〝プードルという犬種〟についてちょっと知りたいなと思われる方のために、今回はプードルの〝サイズ〟についてお話したい
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プードルがいくつかのサイズに分かれているというのは、犬が好きな方ならだいたいご存知だと思う
いちばん大きいサイズは『スタンダードプードル』
規定サイズは
体高 45cm~60cm
次に大きなサイズは『ミディアムプードル』
規定サイズは
体高 35cm~45cm
そして次が『ミニチュアプードル』
体高 28cm~35cm
そしていちばん多くの方が飼っておられる
『トイプードル』
体高 24cm~28cm
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さあ、こうやって書かれていて
「ほおほお、なるほど〜✧*。」
と理解できる人はどれくらいいるだろうか(笑)
おそらく多くの方は
「た…い…こう……? なにソレ」
という感じだと思う
犬の身長(体高)は、人間のようにアタマのてっぺんから測るわけではなく、〝首と背中の境目部分(←キ甲〈きこう〉という)〟から〝足をついている地面〟までの垂直距離で測る
おうちで測るのはちょっと難しいかもしれないけれど、ご自身のわんこの体高をちょっと調べてみてほしい
先に述べたとおりトイプードルは、24cm~28cmである
つまり30cm定規より短いサイズで、ギリギリかややオーバーしていることになる
「うちの子、トイプードルにしてはちょっとしっかりめの体型だな」
という子はおそらくだいたいミニチュアプードルサイズだろう
ボクシングの選手がフェザー級やミドル級といった階級に分かれて試合をするように、純血犬種の展覧会である『ドッグショー』に出場するとなると、血統書上トイプードルと表記されている場合は、規定サイズより大きければ前もってサイズ変更審査を受け、血統書の表記を書き換える必要があったりするのだ
ふだん生活をしていて血統書のことを気にする場面などほとんどないとは思うけれど、そこには皆さんの愛犬のルーツが記されており、愛する家族をより詳しく知るヒントが隠されているかもしれない
ちなみに、世間で呼ばれている『タイニープードル』や『ティーカッププードル』という呼び名は〝あだ名〟〝俗称〟であり、トイプードルの最小サイズである24cmよりも小さなプードルに対して販売業者がそういった呼び名を付け、それが世間に広く知られるようになったもので、正式な名称ではない
規定サイズより小さな個体は、プードルという犬種としてのみならず〝犬という生物〟としても健全な一生を送ることがなかなか容易ではない子が非常に多いので、どうかそれを踏まえた上であらゆることに気をつけながらその子の一生を見守ってあげていただきたい
(※ちなみに冒頭の写真は私の愛犬ミニチュアプードルのHallelujah)