積み重ね | 伝えたい人、音にならない考え事

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演劇、表現活動での色々。独りよがりだけど伝えたい、そんな支離滅裂。

稽古がいつの間にか大詰めでした。昨日は2回目の通し稽古。今回の座組みは、演劇未経験の人や、高校演劇部出身者、文化祭で演劇やってハマった人、(私みたいな)何出身なんだかよく分からない人など、みんないろいろ。
「本番まであと何日」とか、「来週の今頃はこのシーンの本番中」とか、何かと「本番」「カウントダウン」の意識が強くなってきた稽古場です。芝居も細かいところを詰めて、どこまでこだわれるかの勝負だったりする。
それでも、詰めていく中で「ここはやっぱり違ったね」なんて、ガラリと変わっていく部分もある。ほんの少しの変更が、全く別な感情を生み出していく。「相手をよく見て、聞いて」は、どこに行っても言われてきたことで、ここへ来てその意味を痛感している。「よく見て、聞く」のは、舞台上だけではない。話し合って、やってみて、また話して。ディスカッションが上手くいくと、少しだけ突破口が見えたりもする。本番でどんなに高まっても、結局はその積み重ね。
だから、積み重ねは本番を見据えたものでなくてはいけない。期限がなくていくらでも追及できるなら別だけど、必ずどこかで決めなくてはいけない。それぞれが好きなように追及していては上手くいかないから。
積み重ね。期限があるから、賢く積み重ねていかないといけない。でもその積み重ねは、全力の積み重ねであることが絶対条件。その日の全力の積み重ね、自己ベストの積み重ね、過程であっても、毎回が腑に落ちた状態での積み重ね。稽古場であっても、1度舞台に上がったら、明日のことも1時間後のことも忘れて、その瞬間に誠心誠意挑む。
ペース配分が苦手なのも、案外悪いことではないのかも知れない。