最近やっと、「技術」というものの大切さがわかってきた。「技術?そんな卑怯なことしないで、ちゃんと感情をおこしてやろうよ。てか技術って何?」とか思っていた愚かな私よ……。広い世界の、ほんの一部、自分の知らない世界を見て、多くの人に出会って、今度は自分がやる番になって、やっと思い知った。そんな雑な考えの人なんていない。世の中の天才はみんな、努力の天才で、考える天才で、組み立てる天才だ。自分のできることを最大限やる。自分を知る。その自分が、どうしたら百発百中で同じ感情を起こせるか工夫、努力する。この方法が技術だ。
「できることを最大限やる」は、「ただがむしゃらにやる」とは違う。頭を使う。頭の使い方すら頭を使って考える。そうやって編み出された努力の方法が技術だ。そして豊富な技術は、芝居に対するアプローチのバリエーションを無限に増やしてくれるらしい。トライアンドエラー。できることが残っているうちは失敗じゃない。
体調管理、精神管理にも頭を使おう。色んなことが安定してできるように。無理せず、はまだ難しいな。ただ、まだ無駄を省くことはできる。燃え残らず、燃え尽きず、上手くやっていこうと思う。