観戦記『UFC 113』【LYOTO vs マウリシオ・ショーグン 2】 | Halicalの脳みそ

観戦記『UFC 113』【LYOTO vs マウリシオ・ショーグン 2】

【LYOTO vs マウリシオ・ショーグン】

自分は『WOWOW』にて観戦したのだが、残り時間20分ぐらいから、ようやく、この試合の枠が始まった。
どうやら、今回は判定決着ではない様だ。

LYOTOは、古傷を直すため、左手の手術をした模様。
前回は、古傷を負いながら戦ったと考えると、幻想復活有りうるのか?

ショーグンのセコンドには、アンドレ・ジダの姿が見える。
なんでも、ジダがLYOTOのスタイルをコピーして、スパーリングパートナーを務めたらしい。
LYOTO対策は、バッチリの様だ。
ただ、7週間前に盲腸の手術をし、一時は出場自体が危ぶまれたぐらいなので体調が心配だ。

放送時間、残り10分ぐらいから、ようやく試合開始。
どうやら、1R決着しそうな雰囲気だ。
スタンドでの攻防を経て、LYOTOが相撲の、すくい投げの様な感じでテイクダウンに成功する。
稲垣さんが「LYOTOは相撲でブラジル王者になっている」みたいな事を言っていたが、ブラジルの相撲のレベルが、よくわからない。
一瞬、寝技で決まるのかと思ったが、さすがはショーグン、あっさりと立ち上がる。
TKの解説によると、ショーグンが「もぐり」でスイープするところをLYOTOディフェンスしたので、反動を使って、反対側から立ったらしい。
スタンドでの攻防では、ショーグンが有利な印象。
LYOTOも相撲の押し倒しの様な感じで、再度テイクダウンするが、またもや立ち上がられる。
LYOTOがKOか一本で勝つ印象は無く、「ショーグンが勝つんだろうなぁ~」と思い始めた矢先、ショーグンがLYOTOのテンプルへパンチを打ち込み、LYOTOダウン。
そのまま、マウントを奪い、パウントの嵐でTKO勝ち。
あの、LYOTOが、曙並みのカエル状態になり、完全に失神してしまった。
ショーグンは、昔からグラウンドトップからの決め手が素晴らしい。
スローで見ると、レフェリーが止める前にショーグン自らが攻撃を止めていた。
冷静に相手が失神しているのを見ての判断だろうが、必要以上の攻撃を加えないところは素晴らしい。
試合への準備段階でアクシデントが有り、長期戦になっていれば、スタミナ的に苦しかったかも知れないだけに、値千金の勝利と言えるだろう。

試合後、LYOTOを見てみると、左目下付近が腫れあがっていた。
ダウンするまでは、特に腫れていなかったので、おそらく、パウントによって腫れあがったのだろう。
前回で、LYOTOへの幻想は薄れかかっていたが、今回で完全に無くなった。
LYOTOは初黒星。
復活できるかどうか分からないほどの大きな黒星となった。

もしも、PRIDEが続いていれば、間違いなくPRIDEミドル級王者になっていたであろうショーグンが、同じ階級であるUFCライトヘビー級王者になった。
体調、ルール等、いろいろ理由は有るだろうが、時間をかけて対応していけば、やはり、最後は素質がモノを言う事を証明した。
最初の防衛戦は、ランペイジとエヴァンスの勝者と行うらしいが、この試合を見る限り、ショーグンの優位は揺るがない。
是非とも、ショーグンにはUFCライトヘビー級の絶対王者として君臨してほしい。
LYOTOが王者から陥落した事により、仲の良いLYOTOと対戦したくないからライトヘビー級に階級を上げないと言っていたアンデウソン・シウバの動向も気になるところだ。
ショーグンは、元チームメイトのアンデウソン・シウバと対戦しても構わないらしいので、アンデウソンがライトヘビー級に移籍したら夢の対決が実現しそうだ。
ただ、試合が良かっただけに、放送時間を気にしながらの観戦になったのが残念だった。


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