旦那の初公判後、同じ日に行われていた共犯者の第二回公判の傍聴に行った。


事件の実行犯で、旦那の時よりもさらに詳しい内容だった。


供述の内容によると、やはり共犯者たちと旦那とは無関係であることがわかった。


でも 旦那は主犯格(雇い主)にいざとなった時用の捨て駒扱いにされていた。


しかも 実行犯の報酬が1000万に対し、旦那は50万…。


旦那は雇い主を大事な仲間だと言っていた。


そんな大事な仲間に50万で捨て駒にされて、逮捕されて実名報道...


義母は『あの子はもともと根が優しいから...』とか何とか言って、一生懸命正当化しようとしてたけど、


私はバカを通りこして、情けなかった( ノД`)…


「50万のちまちました金で懲役行くぐらいなら、いっそのこと億単位の立派な犯罪者になりやがれっムキー


と、当時 ずっとイライラしてた。


もちろん犯罪は言語道断でアウトだけど、億単位の男だった方が逆に腹括れてたかも...笑い泣き


実行犯は次回公判で求刑までいくとのことだった。


知れば知るほど事件に嫌気がさしてきたので、


旦那の裁判だけに集中するこにして、他の人の情報はネットで確認することにした。


まだ待ち人だった当時の私は

「なんだかんだいっても、例え 情けなくてもちまちましていても 義母のいう“優しさ”に惚れて 旦那を選んだのは何を隠そうこの私...(^^;」


と、言い聞かせていた気がする。


旦那の弁護士もたまたま傍聴していて、次回公判の情状証人の打ち合わせの約束をして、帰路についた...

 
...回想録、続く。