端的にこれしかいうことないなあと思ったので。




このCM、ご記憶でしょうか?2012年の箱根駅伝で流れたSAPPOROの企業広告なんですが、村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」をもとに村上春樹自身がナレーション原稿を書き下ろしたCMです。是枝裕和監督の映像、AKEBOSHIの音楽、仲間由紀恵のナレーションと1本のショートムービーを見ているに等しいクオリティで作品として素晴らしい。
確かWebでは期間限定でこれのもっと長尺バージョンもあったんですが、探してももう見つけられなかった…残念です。これ、記憶では2012年そうそうに見て泣き(当時は全然自転車乗ってないけど)、そういえばそんなCMあったよなと最近思い出して探しだして見て、あ、これってランナーだけじゃなくて自転車で走ることも同じじゃんと思ったのでご紹介です。

このナレーションすべてが名言の連続過ぎて全文引用したいくらいですが、特に「Suffering is optional.」っていう表現が単に足であるいは自転車で走ることだけではなく、われわれの人生すべてにも演繹できそうな言葉だなあと思ったりしたのです。

で、原作本(ハードカバーで持ってた)を読み返そうと思って家をさがしまわったのですが、どこかの異次元に落ちたらしく見つけられませんでした…なので文庫本を買います。意味もなく走ることについて自分でも説明できなかったり、お前はなぜ走るんだと嘲笑気味に聞かれたらこのCMを突きつけてやるといいと思います。

今日はこんな感じです。

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)/文藝春秋

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