自炊と言っても、自分でご飯を作って食べるあの自炊ではなく、自らの所持する本を電子書籍化することの方の自炊の方である。どういうわけか通称「自炊」と言われているのでここでも自炊と称することにする。

【自炊のメリット】
・莫大な本をタブレット・スマホに入れて持ち歩ける
・蔵書管理が容易
・本の取っていた物理的スペースが空いてお家が片付く

【自炊のデメリット】
・本を「カタチ」として持っていられない
・従って中古書店に売ることが出来ない
・データのバックアップ体制を構築しておかないとHDDが死んだ時に蔵書がまるごと死ぬ
 →冗長性をもたせたバックアップ体制が必須
 →具体的には外付けHDD2台の併用をおすすめしたい。あとクラウドか。

本を本として愛する一人の書痴として、自炊に罪悪感を感じないとは言わない。
というか、未だに本を切るときには心が痛む。しかし、主に住宅事情により、厳選に厳選を重ねても尚溢れる本に対処しきれなくなったのも残念な事実。ベッドの下から流しの下まで駆使して蔵書の管理に務めた結果、達した止むを得ない選択だ・・・

【ということで用意するもの】
・Scan Snap 別にこのスキャナじゃなくても両面読み取れるものならOK。業務用でもいいかもw ご家庭用で一番使い勝手がいいのはこのスキャナだとは思うが。
・裁断機 文房具屋で売ってるヤツでOK。本の背を断ち切るのに使う。あと、カバーを切ったりする。
・本を切るのに心を強くもつ心構え 特に新品を切るのには度胸がいる。最初は中古の本や失敗しても後悔しない本を切ってみることを強く推奨したい。


【やりかた】
{7742EAAA-A702-488E-9990-C572B96E0382:01}
左は本をさくさく切れる業務用裁断機です。気にしないでください。普通は横の文房具屋で売ってるヤツでいいと思います。量をこなすという意味で楽なのは左の裁断機の導入ですが高いし重いので、慣れたら導入を検討するのが良いと思われます。

{DD938390-AC37-47D0-8F88-5323763264A0:01}
本の表紙を切る。

{0B3BAA7A-2A32-4B3F-8733-3FBE744D1666:01}
 本の背を切る。裁断機に通らない厚さの時は↓
{02C6603F-AEE3-412D-A454-D678C9522E10:01}
こんな風に手で破る。この時表紙がついてると裂きにくいので、表紙は先にむしった方がいい。

切ったらこんな感じ
{CF4609EA-7497-422C-9B91-927FC7F915BD:01}
ページがきちんと離れてないとスキャンする時面倒なので要注意。

ここまでできたら、スキャン。
{66FF8443-BD53-4D71-BF02-F01ADF743623:01}
天地を逆にして読み込むとページを編集する手間がない。

スキャンした本は、
{0614F89D-6A39-4DA5-B2B0-BC2D49DEFB11:01}

こんな感じのビューワーアプリで閲覧できる。
{EC639527-22DF-43D5-AFD7-F638682DB732:01}
文庫本。

{214944E4-8592-478B-A3FE-443319DC9ECC:01}
マンガ。

リーダビリティに違和感がないのは、本をそのまま切ってスキャンしているから。通常マンガを何冊も持って歩く人はいないので常時百冊以上をお手元のスマホ、タブレットにストックできるのがほんとうに何よりのメリット。

まあ、あと問題点と言えなくもないのが余りにスキャンしすぎたせいでスキャナの読込が調子悪くなりすぎているのを騙し騙し使ってるってことくらいかな。なんせ導入から足掛け三年、何千冊という本をスキャンしたからな。。。

あ、どの本ももちろん初読は紙でよんでます。あとハードカバーは流石に炊けない。 電子書籍が普及してもイキナリ電子書籍では買えないのと同じように、現物を自ら切るのがある意味礼儀だと思っているようです。一回、ちゃんと自分のものにしたいのかな。。。

蔵書のしまい場所に困ったら、自炊を選択肢にするのもありですよ!という珍しいくらいのライフハック記事。


追記 見られて困る本の保存に電子書籍は最適です。これ、今年の新発見。