何事も続けるのは大変なことだが、ことBLマンガの世界で10年プロとしてメシを食うということがどれだけすごいことなのか…
すごい!すごいぞ夏目イサクおめでとう!

■ちょっと下世話なことを計算してみた。(閑話休題)
売れるBLマンガの部数を仮に35000部として、コミックス1冊640円=単純な売上は2240千円(消費税は面倒なので計算しない)。
ここから印税率を仮に10%(多分実際は7~10%)として計算するとコミックス1冊で作家に入る印税は220万。年間平均2冊程度を出して440万。
…少なすぎる!!
初版ポッキリでコミックスが終わると売れてもこの程度の収入ですよ。これが2万以下の部数だったらワーキングプアまっしぐらですよ。こんな程度の収入しかなくてプロで食ってくなんて、夢のまた夢の話じゃないか。生命削って作品作って、この金銭的対価だったらきっと私は心が折れてしまう。もうちょっと金が欲しいw

雑誌掲載時の原稿料があるので実際はもうすこし底上げがあると思うし、本はそもそもロングテールで売れるので(半年ごとくらいに部数に応じた印税が振り込まれる)、ここでの推測はあくまで最低限の憶測でしかないが、それにしても作家の皆様がつぎつぎと素晴らしい作品を世に出してくださる陰で実情はこのように大変厳しい。商売としてのBLはファンタジーじゃない。
銭ゲバで申し訳ない。しかし、何をするにも先立つものは金ですよ。いくら萌えがあっても萌えで腹は膨れません。
それを10年続けた夏目イサクはすごい!!

■そこでファンブックの内容の感想(本題)
夏目イサク作品では「飴色パラドックス」が好きなので、ファンブックでも優遇されていて大変うれしかった。あれはドラマCDもよくってさ―、蕪木(CVまえぬ)×尾上(CV近ちゃん)のケンカップルぶりがたまらなかった。無邪気な尾上にだんだん絆されていくカブ。ツンデレ×ツンデレでもあるので、属性萌えがある人は読んでみることをオススメする。ドラマCDから入ってマンガにさかのぼってもいい。
なによりもこのファンブックで嬉しかったのは、ヤマシタトモコと腰乃の「飴パラ」マンガですよ!キャラの特徴捉え過ぎなマンガで特にヤマシタトモコの「飴パラ」は何度読んでもごろんごろんするほど萌えてしまう。
描きおろしのまさやん&尾上の高校生出会い編も可愛かった~。BL脳で読むと「まさやん、尾上のことちょっと好きだったでしょ?」って言いたくなってしまうw

ほかの新書館レーベルで出ている作品のキャラもみんな出演していて、夏目イサク作品を今まさに読んでいる最中なので、大変親近感が湧いておもしろいファンブックだった。
なんていうかもともと同人誌に理解がある版元&作家だと何がファンのニーズに応えるものなのかということがわかっているのかもしれないね。

あ、そうだ、「飴パラ」連載再開おめでとう!この勢いでドラマCD第3弾をお待ちしております!!

夏目イサク ファンブック (ディアプラス・コミックス)/新書館

¥1,470
Amazon.co.jp



飴色パラドックス (1) (ディアプラス・コミックス)/新書館

¥600
Amazon.co.jp

飴色パラドックス (2) (ディアプラス・コミックス)/新書館

¥630
Amazon.co.jp

「飴色パラドックス」 DEAR+ CD COLLECTION/新書館

¥3,150
Amazon.co.jp

飴色パラドックス2/作者不明

¥価格不明
Amazon.co.jp

飴パラ祭りを開催してみたw