グレイズ・アナトミーや同一プロデューサーの制作作品、プライベート・プラクティスにモブ的な役で吹き替え出演が多い近藤隆。メインの"名前がある役"での出演はほぼないのだが、グレイズ・アナトミー6だけは例外的なシーズンとしてセミレギュラーのレジデント「チャールズ・パーシー」役をやっていた。
このパーシー、残念ながらイケメンでもなければいいやつでもない。jerkである。もうこいつほど"ウドの大木"って言葉が似合うキャラクターもいないってくらい、画面にしめる体積が大きく、鈍感さも相まってイライラさせられる。
※jerk=クソ野郎
近藤隆を知るずっと以前からグレイズは見ているドラマで、もちろんシーズン6もちゃんと見ていた。(プロジェクト・ランウェイと同様)で、出ていると知って慌てて見返したのだが、パーシーが近ちゃんとは本当に思いもよらないキャスティングだった。重低音から女の子(笑)まで自由自在に操れる声帯を持つ役者だと知った今では不思議ではないキャスティングなのだが、近ちゃんを知ったばかりの頃ゆえ、そんな知識があるはずもない。
吹き替えの声を聞いて、地声や他のキャラの声とあまりにかけ離れているのでぶっ飛んだ。
パーシーのキャラどおり、キレイな声でもイケメン声でもない。低く、どっちかっていうと濁りのある声。『骨格を考えて声を作る』と何かのインタビューで本人が言っていたが、その骨格通りボトムに重さのあるどっしりした声で見事にパーシーを演じていた。こっちとしては「こんな声も持ってるんだ、この人!」と目を見張るばかりの多芸ぶりである。
で、何がすごかったかという話なんですが。
このパーシー、シーズン6のクリフハンガーで撃たれてしまうんですけど、その死に際の芝居がすごかった。そうと知る前から号泣のシーンだったわけなんだけどさ、嫌われ者だったパーシーがその死に際をスタッフドクターのベイリーに看取られるって話なんだけど。撃たれてから「死ぬ時は死ぬと教えて下さい」っていう前段があってからの…
パーシー「先生、俺は死ぬ、そうでしょう?」
ベイリー「そうよ、チャールズ、あんたは死ぬ」
息づかい一つひとつでもう永くないことがわかる。だんだん意識が朦朧としてきて泣きながらずっと思いを寄せていた他のレジデントに愛してたと伝えて、とか、たとえみっともなく母親を呼びながら泣きわめいて死んでいったとしても勇敢に死んだと伝えてとか言うところとかも相当やばいのだが、最後の最後、
パーシー「ベイリー先生、俺のことを嫌ってたでしょう?」
ベイリー「そんなことない」
パーシー「嘘だ嫌ってた、俺は先生のことをずっとすきだったのに……(何か言ってるが聞き取れない)」
この芝居はすごかった。切なくて、苦しくてかわいそうで、泣けた。そしてそこまでしてもパーシーの死はもっと重大なキャラクターの瀕している危機に対しては大したことない一エピソードにすぎないのがもっと悲しかった。
もうね、まさに無駄死に。その無益っぷりがまた泣ける。ただのアホだったパーシーなのに、一瞬だけコイツいいやつかも!と思わせて死んじゃうのが悲しい。
端役なのに、そのシーンだけは完全にベイリーを食ってたぜ、パーシー!(近ちゃん)
グレイズのクリフハンガーは毎度毎度ひどいのが多いが、(直近のはほんとに酷かった)、このシーズン6のクリフハンガーもかなりひどかった。何が悲しいかって言うと、このパーシーやら他のキャラやら殺す必然性があるようには思えないキャラまでも一掃してしまうということなわけだ。なにも殺すことないじゃん?ただ、ショッキングなドラマを単に演出しているのかというとかといってそういうわけでもなく、乱射事件がよくあるようなアメリカではこれも可能性としてありうるってところがリアリティなのかなあ。病院で乱射事件なんてあったらほんと世界規模の大ニュースだとは思うけど。
まあとにかく、近藤隆ってアニメやゲームやBLだけじゃない、役者として相当な実力者だといい加減気づいてもっと大きい役にキャスティングしてくれませんか、キャスティングディレクターの人! まぁ、パンナムという大きな役もあるにはあったがのもとのドラマがこけてりゃ世話ねーわ。。。他にも吹き替えいろいろあるがの。。。(すべてを見ているわけではないので批評はできない)
できればERとかCSIとかクリミナルとか長寿で名作のシリーズに安定して出てほしいなあ。フレンズとかのシットコムでもいいなあ。食いっぱぐれないし、一般知名度上がるしね。結局のところオタクの間でどれほど有名でもそれはそんなに価値のあることではないと思うので(代理店的思考)、みんなに耳馴染みのある声として定着するのに海外ドラマはいい名刺になると思うのだ。
グレイズ・アナトミー シーズン6 コンパクト BOX [DVD]/ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

¥5,000
Amazon.co.jp
このパーシー、残念ながらイケメンでもなければいいやつでもない。jerkである。もうこいつほど"ウドの大木"って言葉が似合うキャラクターもいないってくらい、画面にしめる体積が大きく、鈍感さも相まってイライラさせられる。
※jerk=クソ野郎
近藤隆を知るずっと以前からグレイズは見ているドラマで、もちろんシーズン6もちゃんと見ていた。(プロジェクト・ランウェイと同様)で、出ていると知って慌てて見返したのだが、パーシーが近ちゃんとは本当に思いもよらないキャスティングだった。重低音から女の子(笑)まで自由自在に操れる声帯を持つ役者だと知った今では不思議ではないキャスティングなのだが、近ちゃんを知ったばかりの頃ゆえ、そんな知識があるはずもない。
吹き替えの声を聞いて、地声や他のキャラの声とあまりにかけ離れているのでぶっ飛んだ。
パーシーのキャラどおり、キレイな声でもイケメン声でもない。低く、どっちかっていうと濁りのある声。『骨格を考えて声を作る』と何かのインタビューで本人が言っていたが、その骨格通りボトムに重さのあるどっしりした声で見事にパーシーを演じていた。こっちとしては「こんな声も持ってるんだ、この人!」と目を見張るばかりの多芸ぶりである。
で、何がすごかったかという話なんですが。
このパーシー、シーズン6のクリフハンガーで撃たれてしまうんですけど、その死に際の芝居がすごかった。そうと知る前から号泣のシーンだったわけなんだけどさ、嫌われ者だったパーシーがその死に際をスタッフドクターのベイリーに看取られるって話なんだけど。撃たれてから「死ぬ時は死ぬと教えて下さい」っていう前段があってからの…
パーシー「先生、俺は死ぬ、そうでしょう?」
ベイリー「そうよ、チャールズ、あんたは死ぬ」
息づかい一つひとつでもう永くないことがわかる。だんだん意識が朦朧としてきて泣きながらずっと思いを寄せていた他のレジデントに愛してたと伝えて、とか、たとえみっともなく母親を呼びながら泣きわめいて死んでいったとしても勇敢に死んだと伝えてとか言うところとかも相当やばいのだが、最後の最後、
パーシー「ベイリー先生、俺のことを嫌ってたでしょう?」
ベイリー「そんなことない」
パーシー「嘘だ嫌ってた、俺は先生のことをずっとすきだったのに……(何か言ってるが聞き取れない)」
この芝居はすごかった。切なくて、苦しくてかわいそうで、泣けた。そしてそこまでしてもパーシーの死はもっと重大なキャラクターの瀕している危機に対しては大したことない一エピソードにすぎないのがもっと悲しかった。
もうね、まさに無駄死に。その無益っぷりがまた泣ける。ただのアホだったパーシーなのに、一瞬だけコイツいいやつかも!と思わせて死んじゃうのが悲しい。
端役なのに、そのシーンだけは完全にベイリーを食ってたぜ、パーシー!(近ちゃん)
グレイズのクリフハンガーは毎度毎度ひどいのが多いが、(直近のはほんとに酷かった)、このシーズン6のクリフハンガーもかなりひどかった。何が悲しいかって言うと、このパーシーやら他のキャラやら殺す必然性があるようには思えないキャラまでも一掃してしまうということなわけだ。なにも殺すことないじゃん?ただ、ショッキングなドラマを単に演出しているのかというとかといってそういうわけでもなく、乱射事件がよくあるようなアメリカではこれも可能性としてありうるってところがリアリティなのかなあ。病院で乱射事件なんてあったらほんと世界規模の大ニュースだとは思うけど。
まあとにかく、近藤隆ってアニメやゲームやBLだけじゃない、役者として相当な実力者だといい加減気づいてもっと大きい役にキャスティングしてくれませんか、キャスティングディレクターの人! まぁ、パンナムという大きな役もあるにはあったがのもとのドラマがこけてりゃ世話ねーわ。。。他にも吹き替えいろいろあるがの。。。(すべてを見ているわけではないので批評はできない)
できればERとかCSIとかクリミナルとか長寿で名作のシリーズに安定して出てほしいなあ。フレンズとかのシットコムでもいいなあ。食いっぱぐれないし、一般知名度上がるしね。結局のところオタクの間でどれほど有名でもそれはそんなに価値のあることではないと思うので(代理店的思考)、みんなに耳馴染みのある声として定着するのに海外ドラマはいい名刺になると思うのだ。
グレイズ・アナトミー シーズン6 コンパクト BOX [DVD]/ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

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