いやー、宇宙とか航空とか理系好きにはたまらん映画でしたわー。
「研究におわりなどないんだ」とかそういう言葉がぐさっと刺さった。
あと、学問の喜びと苦しさがひしひしと伝わってくる良作です。
日本の宇宙開発史が予算との闘いだっていうのもこの映画で改めて認識した。
ほんとよかった。よかったと思う。
竹内結子よかった、こういう女子いますねー、私ですねー、
山本耕史イイオトコだった。西田敏行、佐野史郎、高嶋政宏、甲本雅裕、あと誰だっけ、
みんなよかったです。あ、生瀬も(なんでこんな役ばっかりなのか!)
泣きましたわ。ええ、どこに行ってもかなしいかなはみ出てしまうような奴が
集まってるJAXAみたいなところでもおどおどしてしまう竹内結子がとても
愛らしかった。。。あの空気読まない感、よくわかります。

しかし。
よかったからこそ物足りないオタク心理。
オールスター群像劇なら群像劇で、竹内結子にフォーカスするならフォーカスするで
いくらでもやりようがあったよね。
あと、オタク女子やオタク男子の描き方もひたすらステレオタイプ。
オタクでもいくらなんでもこれはないだろってくらいの類型。
わかりやすくしたつもりだろうが、専門用語に解説出ちゃうあたりも野暮。
どっちつかずの脚本も脚本だし、だらだらの編集も
商売でやってる感がものすごく出てて、今ひとつ宇宙と科学に対する
愛が感じられなかった。
CGパートなんか予算の関係(実に日本っぽい)だと思うけど雑。ザCG。
15年前のアポロ13のほうがずっといいって
いったいぜんたいどういうことだ。
アポロ13の真似ならマネでも構わんが、マネするならあの計り知れない
アポロ計画への愛情とかを引き継いでほしかったー。

良作だとは思うけど、後で思い返してあれはどうだ、これはどうだと
モヤモヤする作品であった。
モヤモヤするだけいい作品なんだということだとは思うんだよね。

あと、管制室や、会議室がせまーいのはほんと日本の家内制手工業的
宇宙開発史を映し出してて本当に素晴らしかった!
フライトディレクター役の佐野史郎がポットに自らお湯注いでるとことか、
神社にお祓いに行くとことかめちゃめちゃ可愛くて萌えたわ!
そうそう、こういう感じだよ!それで2時間持たせて欲しかったなあ。。。
変なCGいらないから、そういう日常の積み重ねを見たかったなー。