昨日今日の研修は、詳しくは書けないけど病気の子どもたちの話。

講義をされた先生は、某大学の教授で、私が数年前と去年居た職場にも関わっておられると話されていた。

お若い頃は、私がかつて病院勤務していたのと同じ仕事をされていたとのこと。


先生の経験談や、数年前に居た職場の話を聞いていたら、懐かしいなと思う気持ちとともに、幼いうちに亡くなっていった子どもたちの事を思い出し、胸が苦しくなった。

先生も、やはり同じ経験がお有りだったのだけど、「この世」と「あの世」のほかに、「その世」って言うのがあって、亡くなった子たちは、思い出の中=「その世」にいるんだと話されていたのが印象に残る。



大病院にいた頃、色んな歌を歌った。

子どもたちも一緒に。

その中の曲に「いのちの歌」がある。

私の好きな曲なのだけど、一箇所だけ、あの子たちの前では歌えない箇所があった。

「いつかは誰でも この星にさよならをする時が来るけれど 命は継がれてゆく」と言う部分。


幼くとも、自分の病を知り、死ぬかも知れないと言う不安を抱えながら病院で過ごしている子どもたちには、その部分は残酷に思った。

歌詞をよく読みながら、子たちの前で歌えるか、子たちも一緒に歌えるかと言うのは、選曲する時にいつも考えていたことだったので、この曲も止めておこうかと思ったが、その部分のメロディをピアノで弾いて間奏にする事にして、歌った。

「この曲好き」と、亡くなってしまったあの子は言って、よく口ずさんでいた。

なので、この曲を歌う時、いつもあの子の事を思い出し、そして、歌わなかった部分に差し掛かると、涙が出そうになり、声に詰まってしまう。



今日の研修では、そんな事も思い出し、それと共に、これからも子ども達とたくさん歌を歌い、一人でも多くの子たちを笑顔にしていきたいと思った。